顧客事例

伝統食のリーディング企業が挑む
デジタル技術による継承と革新

フジッコは、1960年に「株式会社富士昆布」として創業以来、一貫して「健康」と「美味しさ」そして「安心・安全」にこだわった製品を提供しています。昆布や豆などの日本の伝統食のリーディングカンパニーとして社会的背景や変化するニーズを捉えてアレンジするとともに、「健康」を軸に世界の食文化を取り入れながら、自由な発想で新たな価値を生み出しています。

*2025年3月現在

重要なビジネス課題

コロナ禍を契機に働き方改革を推進し、生産性向上を目指していました。しかし、DX推進のための体系的な戦略が不足していたため、デジタル技術の活用方法や推進体制の構築に関する知見が求められていました。特に、DX推進部隊を設立したものの具体的な戦略策定や実行の段階に行き詰まりを感じ、専門的なサポートが必要でした。

Gartnerによるサポート

以下のような領域において、Gartnerのサービスを活用いただいています。

  • 豊富なリサーチレポートを活用し、業務プロセスの最適化を狙いとした「DX1.0」の戦略を構築。これにより、デジタル技術を戦略的に活用する基盤を確立
  • DX推進における具体的な課題に対して、エキスパートとの直接対話(インクワイアリ)を通じて適切な解決策を導出。圧倒的なリサーチ量をもとに、企業の現状に即したアドバイスを享受
  • 毎月、エグゼクティブ パートナーとの定例会を通じて、CIOの考え方や現状を共有し、セルフチェックを実施。戦略のブレや遅れの対策に活用

ビジネス・インパクト

フジッコでは以下の取り組みで成果を挙げられています。

  • DX1.0を推進し、各本部にDX担当部署を設置。その結果、本部主導のDX体制を築くことができ、営業や生産部門でのDX活動を加速
  • 紙とハンコを廃止。業務をデジタル技術でつなぐことで、組織の壁を打破し、業務効率の向上と更なるデータの利活用を促進
  • 現状に即した知見を活かし、デジタル技術を活用した新たなビジネス価値の創造を目指す「DX2.0」へ着手

私のDX像は、リサーチレポートを繋ぎ合わせ、インクワイアリでさらに知見を深め、フレームワークをうまく活用し、見よう見まねで形作っていきました。経営トップは、DXの目的を『サステナブル経営の実現』と定め、その実現に向けて『ヒト中心の業務デザイン』、『サステナビリティと戦略的コスト最適化』、『データ連携からのバリューアップ』を方針に掲げました。

デジタルを駆使して従業員が疲労から解放され、稼げる会社にすることがDXの一丁目一番地だと考えました。Gartnerには、DXの立ち上げ期にD(デジタル)はもちろんのこと、X(トランスフォーメーション)の考え方を教えていただきました

フジッコ株式会社 上席執行役員経営企画本部長(CIO兼CFO) 尾西 輝昭 氏

フジッコ株式会社 | ガートナージャパンお客様事例
業種

業種

食品


売上高

売上高

557億円(2024年3月期実績)


従業員数

従業員数

2,364名(2024年3月31日現在)

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