最高情報セキュリティ責任者(CISO)によるデジタル・ビジネスの推進

最高情報セキュリティ責任者(CISO)は、企業の安全性を確保し、保護するための重要な取り組みを推進することで、デジタル・ビジネスを実現します。

セキュリティ・ガバナンス (集約と分散) の進め方

セキュリティ/リスク・マネジメント (SRM) のリーダーは、経営陣の支援を得て、セキュリティ・ガバナンスの「集約」と「分散」の最新トレンドを踏まえ、戦略的リーダーシップを発揮することが求められています。国内外の拠点を含めたセキュリティ・ガバナンスを強化するために、取り組むべきアクションは以下の通りです。

  • 経営者に対し、現在世界で起きていることをファクト・ベースで伝え、最終責任者としての自覚を促す
  • 本社のリーダーシップを発揮し、取り組み (アセスメント、ロードマップ/計画の作成、実行) を進める
  • 戦略的プランニングに、セキュリティ・ガバナンスの「集約」と「分散」に関する最新トレンドを反映させる

さらなる詳細は本リサーチにて解説されています。フォームにご記入いただくと、無料でダウンロードできます。

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セキュリティ侵害のインシデントに備えるために今すぐ取り組みべきアクション

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    リスク選好の度合と、望まれるビジネス成果の価値を能動的に評価することで、CIOと最高情報セキュリティ責任者 (CISO) はデジタル・リスク管理を競争力に変えることができます。

    John A. Wheeler

    ガートナー リサーチ&アドバイザリ部門, シニア ディレクター
    On-demand Webinar

    情報漏えい対策の最新トレンド:AI時代に向けて押さえるべき3つのポイント

    サイバー攻撃あるいは内部不正の脅威による機密情報の漏洩が後を絶たないなか、ビジネスの現場では生成AIなど新しいツールの利用がすでに現実的なものとなっています。企業では情報漏洩対策とデータ利活用の利便性のバランスを取ることが急務であるが、IT部門と事業部門との間でセキュリティの責任の所在に関する認識が異なるなど、セキュリティと利便性のバランスが困難なケースも散見されます。本セッションでは、企業がデータ保護やアクセス管理について知っておくべきセキュリティの基本や、最新のトレンドを、推奨事項と共に解説します。

    本Webinarのディスカッション・ポイント:

    • AI時代の情報漏洩対策を取り巻く現状と課題
    • AI時代の情報漏洩対策強化に向けた3つのポイント
    • 情報漏洩対策におけるセキュリティと利便性のバランス

    最高情報セキュリティ責任者 (CISO) とサイバーセキュリティ・チームが抱える課題にどのように対処すべきか?

    今日のビジネス環境において、セキュリティ/リスクを管理することは、きわめて大きな課題となっています。ガートナーは、CISOや情報セキュリティのリーダーに対して、セキュリティ運用を進め、組織のミッション・クリティカルな優先事項を達成するために必要な知見、アドバイス、ツールをご提供します。

    2024年以降のサイバーセキュリティ戦略:変化する脅威に立ち向かう

    デジタル時代の急速な変化に伴い、サイバーセキュリティの課題も日々進化しています。ガートナーが提供する最新のeBookは、日本企業のCISOおよびITリーダーとそのチームメンバーに向けて、2024年以降のセキュリティ管理における戦略的プランニングの指針をご説明します。

    サイバーセキュリティ・インシデントへの対応に不可欠な3つの事項 

    サイバーセキュリティ上の脅威となる事象 (サイバーセキュリティ・インシデント) は、「発生するかどうか」ではなく、「いつ発生するか」の問題です。セキュリティとリスク・マネジメントのリーダーにとって不可欠なのは、「準備」することです。

    サイバーセキュリティ・プログラムの最適化

    サイバーセキュリティ・プログラムが、適切に企業のビジネスを保護し、かつビジネスのニーズのバランスを確保するための知見をご紹介いたします。

    CISO に就任間もない方へ

    デジタル化が進行するにつれて、CISOの役割はますます困難になり、ビジネスへの期待が高まっています。新任の CISO は将来のための強力なビジネス基盤の構築を支援する計画を立て、その役割に取り組むことが重要です。

    ビジネスを成功に導くガートナーのサービス

    ガートナーのエキスパートから提供する、確かな知見、戦略的アドバイス、実践的ツールにより、ミッション・クリティカルなビジネス課題の解決を支援します。

    セキュリティおよびリスクに関する疑問に、ガートナーがお答えします

    情報セキュリティの専門家である CISO は、カウンターパートである CIO と同様に、経営幹部のデジタル・スキルアップを担う役割として進化していく必要があります。

    トレンド:

    • 戦術的またはハンズオンのサイバー・セキュリティ作業またはリスク軽減をスタッフまたは他のビジネス・リーダーに委任し、情報リスク・セキュリティ計画の戦略的監視と実装に焦点を合わせます。
    • CISO や CIO のカウンターパートである経営幹部の対応するデジタル・デクステリティ (デジタル・テクノロジを活用する意欲や能力と、デジタル・テクノロジを使いこなせる環境) が向上するにつれて、サイバー・セキュリティの専門家は、より戦略的な分散型デジタル・イニシアティブを遂行するために進化しています。

    チャレンジ:

    • 情報リスクとセキュリティに関する責任は、IT部門だけの責任でなく、広く経営幹部の責任となっています。 これにより、IT 以外の上級リーダーは、デジタル・ビジネスのアイデアをテストおよび活用するために、独自のテクノロジ人材の採用を加速し、デジタル戦略を積極的に進めています。
    • 分野横断的なプラットフォーム、統合、人材調整など、デジタル基盤の管理が求められています。 意思決定がより分散化するにつれ、CISO と CIO は、横断的なプラットフォーム(開発環境、カスタマー・エクスペリエンス、アナリティクス、インテグレーションなど)の設計と管理に重点を置き、分散型フュージョン・チーム間での共通の作業方法を促進する必要があります。

    多くの重要な役割と同様に、効果的なサイバー・セキュリティの専門家は、IT 以外の利害関係者と強力な関係を築く必要があります。 CISO の影響を理解し、尊重し、遵守する必要があるため、意思決定やセキュリティ・リスク戦略の実施を担当する経営陣や経営幹部との関係を築くことが重要です。

    現職での経験もさることながら、業界経験や高い業界規制の中での経験が CISO のアウトプットを成功させる鍵となります。CISO の有効性は、次の4つのポイントで判断できます:

    1. リーダーシップ:情報セキュリティ分野のリーダーとして、CISO のリーダーシップはセキュリティ目標を達成する上で不可欠です。

    2. 情報セキュリティ・サービスの提供:今日では、事実上すべてのビジネス機能がテクノロジによって実現されているため、CISOは組織を守るだけでなく、ビジネス目標をサポートする質の高いサービスを提供することで、組織の目標達成を支援しなければなりません。

    3. ガバナンスの拡大:分散型の意思決定により、サイバー・リスクの専門家がサポートする必要のある情報リスクに関する意思決定の量と種類が拡大したため、CISOは、需要に対応し、情報セキュリティの推奨事項との連携を強化するためにガバナンスを拡大する必要があります。

    4. 企業としての対応:ガバナンスの確保に加えて、CISO は、意思決定者が情報セキュリティを理解し、関心を持ち、意思決定の際にセキュリティへの影響を考慮する環境を構築する必要があります。情報リスクとサイバーセキュリティの重要性を効果的に推進しなければなりません。

    CIO や CISO を含む情報セキュリティのリーダーは、デジタル・トランスフォーメーションを通じて組織をリードする必要がありますが、重要なのは、そのプロセス全体を通じて価値を提供する必要があるということです。 ビジネスに価値を提供するための鍵は次の通りです:

    • ビジネス・リーダー/経営幹部/IT以外の意思決定者などとのコラボレーションを通じて、組織のリスク嗜好を特定および定義する。
    •  潜在的な脅威に先んじるために、進化するデジタル環境に関するビジネス・ディスカッションを継続的に行う。
    • ビジネスの意思決定者が組織に対する現在および潜在的な将来のリスクを認識していることを確認する。
    • 新しいテクノロジの調達、実装、拡張に積極的に取り組む。
    • 戦略的な後継者計画を策定し実施する。
    • 戦略的策定とリスク管理に自分の時間を割くことができるように、戦術的活動はスタッフまたは他の利害関係者に委任する。

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    CIO および IT リーダー向けや、ソリューション・プロバイダー向けに、様々な分野における最新の知見をガートナーのエキスパートからご紹介しています。

    ガートナー セキュリティ &
    リスク・マネジメント サミット

    セキュリティの脅威はさらに複雑なものとなっています。

    デジタル化が進む中、セキュリティのリーダーには、現在および将来の脅威に備えてリスクを的確に捉えることが求められています。

    本サミットでは、新たなリスクへの対応とそれに向けたテクノロジの再考について、ガートナーのトップ・エキスパートが解説します。