海老名 剛
(Tsuyoshi Ebina)

海老名 剛 (Tsuyoshi Ebina) | ガートナー・エキスパート

リサーチ&アドバイザリ部門

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お客様へ

ソフトウェアやクラウド、また、アウトソーシング・サービスの調達は、デジタル時代に企業が成長を続けるための生命線です。この活動は以前にも増して大切になっているだけでなく、複雑にもなっています。例えば、ビジネス・アプリケーションやデータベースといったビジネスの根幹を支えるソフトウェアの調達ではクラウド契約が主流になりましたが、この契約では、契約更新や契約量の見直しが頻繁に行われ、必要なときに必要なだけ調達する迅速性と柔軟性が求められます。地政学リスクが価格や品質に及ぼす影響も大きく、社会情勢までを視野に入れた高度な交渉力が必要です。生成AIをはじめとする「破壊的」テクノロジの活用では、ベンダーからのコンサルティングが有効な場合が少なくありません。ただし、ベンダーへの過度な依存は、本来は企業自体が確保すべき変革のイニシアティブの喪失につながります。結果が出ない取り組みが長期化すれば、企業の競争力はむしろ低下します。

これからのITリーダーはテクノロジやベンダーを味方に付け彼らを有効に活用するために、どのような調達方針でどのような契約交渉を実践すべきなのか。国内外の事例や市場の動向を的確に分析することで実践的な提言を行います。

担当分野

  • コンサルティングをはじめとするITサービスに関する市場調査、およびソーシングに関するアドバイザリ業務
  • ソフトウェア・ライセンス/クラウド契約交渉やデジタル・テクノロジの調達に関するアドバイザリ業務
  • ITサービス・ベンダーの競合状況についての分析と提言

関連キーワード

デジタル・ビジネス、ソフトウェア/クラウド契約交渉、AI、生成AI、コンサルティング、ITサービス、ERP、SCM、CRM、BI、ベンダー競合分析

実績

<レポート>

  • 日本におけるソーシング/調達/ベンダー管理のリーダーに向けたリサーチ概要:2025年
  • 日本のコンサルティング・サービスのマーケット・ガイド
  • 生成AI活用でアウトソーサーとどう組むか

<講演・プレゼンテーション>

  • 「地政学リスク」がソフトウェア/クラウド・サービス調達に及ぼす影響と対策
  • 生成AI活用でアウトソーサーとどう組むか

略歴

ガートナージャパンにおいて、ITサービスおよびソフトウェア契約に関する市場調査とアドバイザリ業務を担当。企業向けITシステムの企画・設計から調達、導入、運用まで、ITサービス全般にわたる動向分析と、その結果に基づく提言を行っている。

ガートナージャパン入社以前は、大手ERPベンダーおよびコンサルティング・ファームで、製品マーケティング、業務アプリケーションの導入コンサルティングに従事。

早稲田大学卒、一橋大学大学院国際企業戦略研究科 修士課程修了。

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