海老名 剛
(Tsuyoshi Ebina)

海老名 剛 (Tsuyoshi Ebina) | ガートナー・エキスパート

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テクノロジやITサービス、またIT人材を社内外から集め、それらのパフォーマンスを高く維持する「ソーシング」は、機会とリスクが共存するデジタル時代に企業が成長を続けるための生命線です。この活動は以前にも増して大切になっているだけでなく、複雑にもなっています。例えば、ビジネス・アプリケーションやデータベースといったビジネスの根幹を支えるソフトウェアの調達ではクラウド契約が主流になりつつありますが、この契約では、契約更新や契約量の見直しが頻繁に行われます。必要なときに必要なだけ調達する迅速性と柔軟性が求められます。地政学リスクが価格や品質に及ぼす影響も大きくなりつつあり、社会情勢までを視野に入れた高度な交渉力が必要とされています。企業が差別化し生き残るには生成AIをはじめとする「破壊的」テクノロジの活用も欠かせません。この際の内外製の判断や調達方法の見極めにも、慎重な社内の合意形成や新興を含む幅広いベンダーの評価が求められます。

これからのITリーダーは、ソーシング戦略をいかに進めるべきか。ソフトウェアやデジタル・テクノロジをいかに契約・調達し、ビジネス価値向上へ貢献できるのか。国内外の事例や市場の動向を的確に分析することで実践的な提言を行います。

担当分野

  • コンサルティングをはじめとするITサービスに関する市場調査、およびソーシングに関するアドバイザリ業務
  • ソフトウェア・ライセンス/クラウド契約交渉やデジタル・テクノロジの調達に関するアドバイザリ業務
  • ITサービス・ベンダーの競合状況についての分析と提言

関連キーワード

デジタル・ビジネス、ソフトウェア/クラウド契約交渉、AI、生成AI、コンサルティング、ITサービス、ERP、SCM、CRM、BI、ベンダー競合分析

実績

<レポート>

  • 日本におけるソーシング/調達/ベンダー管理のリーダーに向けたリサーチ概要:2024年
  • 2024年の展望:AI、クラウド、地政学リスクを「追い風」にする
  • 日本のコンサルティング・サービスのマーケット・ガイド
  • サーベイ結果からひもとくソフトウェア/クラウド契約の不満、リスク、解消法 

<講演・プレゼンテーション>

  • ソフトウェア/クラウド・サービスの相次ぐ値上げへどう対処するか
  • 「地政学リスク」がソフトウェア/クラウド・サービス調達に及ぼす影響と対策
  • SaaS契約交渉クリニック

略歴

ガートナージャパンにおいて、ITサービスおよびソフトウェア契約に関する市場調査とアドバイザリ業務を担当。企業向けITシステムの企画・設計から調達、導入、運用まで、ITサービス全般にわたる動向分析と、その結果に基づく提言を行っている。

ガートナージャパン入社以前は、大手ERPベンダーおよびコンサルティング・ファームで、製品マーケティング、業務アプリケーションの導入コンサルティングに従事。

早稲田大学卒、一橋大学大学院国際企業戦略研究科 修士課程修了。

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