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プレスリリース

2023年8月28日

Gartner、「日本におけるデジタル・ワークプレース・イノベーションのハイプ・サイクル:2023年」を発表

「ガートナー デジタル・ワークプレース サミット」(8月29~30日) において、関連する最新トレンドや指針をアナリストが解説

ガートナージャパン株式会社 (本社:東京都港区、以下Gartner) は、「日本におけるデジタル・ワークプレース・イノベーションのハイプ・サイクル:2023年」を発表しました。

デジタル・ワークプレースとは、いつでもどこでも柔軟に働き、テクノロジで仕事の質や生産性、俊敏性を高めるデジタルな仕事空間を指します。デジタル・ワークプレースは、単なるデジタル化とは異なり、人や組織の在り方も含めた企業の成長戦略の一環として実現されます。

ディレクター アナリストの針生 恵理は次のように述べています。「多くの企業では、日常的なハイブリッド・ワークを受け入れつつ、さらに進んだ未来の働き方を再考する機会が到来しています。企業は、今後のデジタル・ワークプレース戦略の中で、柔軟なワーク・スタイルを実現し、革新的なテクノロジを取り入れながら、従業員エクスペリエンスを向上するソリューションに焦点を当て、ロードマップを作成する必要があります」

2023年版の本ハイプ・サイクルでは、働き方を広く捉え、未来の働き方に向けて、ワークプレースにイノベーションを起こす革新的なテクノロジやトレンドを取り上げています (図1参照)。

図1. 日本におけるデジタル・ワークプレース・イノベーションのハイプ・サイクル:2023年

出典:Gartner (2023年8月)

針生は次のように述べています。「リアルとバーチャルは今後さらに融合し、フルデジタルな世界となるため、ワークプレースはリアルとバーチャルの別なく、従業員がより大事にされ、元気になり、活躍できる環境を構築していくことが重要になります。そのため、デジタル・ワークプレース環境においては、テクノロジによるワークプレースの近代化に加え、人や組織、新たな働き方、デジタル・トランスフォーメーション (DX) の取り組みにこれまで以上にフォーカスする必要性が増しています」

デジタル・ワークプレース・イノベーションに関するテクノロジやトレンドはさまざまな分野で重要と位置付けられています。成熟するまでに5~10年を要するものもありますが、生成AI、リアルタイム音声翻訳サービス、日常型AI、DEX (デジタル従業員エクスペリエンス) ツールや空間コンピューティングなど、新規に登場して急速に浸透することで2~5年で成熟する、と考えられるテクノロジも多くあります。今後、デジタル・ワークプレース変革の動きに合わせて、こうしたテクノロジやトレンドの重要性が認識され、その進化も加速することが予測されます。

日常型AI:従業員が日常的に使う文書作成やコラボレーションツールなどにAI機能が組み込まれること

Gartnerのハイプ・サイクルは、イノベーションが過度にもてはやされる期間を経て幻滅期を迎え、最終的には市場や分野でその重要性や役割が理解され進化する共通のパターンを描いたものです。多くの場合、イノベーションは、過度にもてはやされる期間を経て幻滅期を迎え、最終的には、市場や分野でその重要性や役割が理解されるという段階を踏まえて進化します。CIOやITリーダーをはじめとした企業の担当者が、イノベーションの成熟度と今後の可能性を追跡する支援となるよう、毎年、さまざまな領域で100以上ものハイプ・サイクルを発行しています。

Gartnerのサービスをご利用のお客様は、リサーチノート「日本におけるデジタル・ワークプレース・イノベーションのハイプ・サイクル:2023年」で詳細をご覧いただけます。
日本で提供しているサービスについては、こちらよりご参照ください。https://www.gartner.co.jp/ja/products

ガートナー デジタル・ワークプレース サミットについて

8月29~30日に東京コンファレンスセンター・品川にて開催するガートナー デジタル・ワークプレース サミットでは、組織が働き方を変えてハイブリッド&フレキシブル・ワークにおいて成功を収めるために押さえておくべき最重要課題、最新トレンド、テクノロジに関する知見を提供します。コンファレンスのニュースと最新情報は、X (旧Twitter) でご覧いただけます (#GartnerDW)。

日本のITエグゼクティブ向けのニュースや最新情報は、GartnerのXFacebookでも案内しています。より詳細な情報や知見については、ニュースルームよりご参照ください。

Gartnerについて

Gartner, Inc. (NYSE: IT) は、お客様のミッション・クリティカルな課題について、より優れた意思決定と大きな成果へと導く実行可能かつ客観的な知見を提供します。詳細については下記Webサイトでご覧いただけます。

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gartner.co.jp (ガートナージャパン)

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