ガートナージャパン株式会社 (本社:東京都港区、以下Gartner) は、「日本におけるユーザー・エクスペリエンスのハイプ・サイクル:2021年」を発表しました。
デジタル化を推進するITリーダーにとっては、企業の従業員やパートナーといったITの利用者 (ユーザー) に提供するIT環境を改善し、ユーザー・エクスペリエンス (UX) を向上させることが重要になっています。本ハイプ・サイクルでは、UXを広く捉え、これに大きく関係する主要なテクノロジに焦点を当てています。具体的には、以下に示す4つの領域における主要なテクノロジを取り上げています (図1参照)。
(1)ユーザー・インタラクションに関するテクノロジ (AR [拡張現実]/VR [仮想現実]/MR [複合現実]、スマート・スピーカーなど)
(2) 自律行動型のデバイスに関するテクノロジ (スマート・ロボット、次世代ドローンなど)
(3) デバイスやエンドポイント向けのワイヤレス通信 (Wi-Fi、5Gなど)
(4) 知覚や嗅覚など人を代替、あるいは拡張するための未来型テクノロジ (五感センサ、ライブ顔認証、双方向ブレイン・マシン・インタフェースなど)