ガートナーのアナリストで、シニア ディレクターの川辺 謙介は次のように述べています。
「CXへの取り組みが進んでいる企業と、これから取り組もうとしている、あるいは取り組みたいがなかなか行動に移せない企業の間には、CXリーダーの有無という顕著な違いがあります。つまり、権限を持ったCXリーダーがいる企業では、そのリーダーシップによってCXの取り組みが進む一方、CXリーダーがいない企業では、明確な指針を示せず、思うように施策が進んでいないと考えられます。CXリーダーは、1) カスタマー・ジャーニーを通じて重要なCXを特定する、2) 社内の各ステークホルダーに働き掛け、CXに影響する社内プロセスを改善する、3) 顧客データの収集・分析によりインサイトを生成し、CX施策の効果を測定する、4) 社内の各ステークホルダーに『顧客の声』を伝達するなど、全社に及ぶ責任を持つべきです。また、デジタル・テクノロジの発展が顧客に与える影響は大きいため、CIOをはじめとする情報システム部門のサポートも欠かせません」
ガートナーは来る2019年2月19日 (火)・20日 (水)、東京コンファレンスセンター・品川 (東京都港区) において「ガートナー カスタマー・エクスペリエンス&テクノロジ サミット 2019」を開催します。本サミットでは、「顧客戦略を極めよ ~顧客に選ばれる企業となるために~」をテーマに、CXに関する最新トレンドや最先端の知見、洞察を提供いたします。ガートナーのセッションでは、ガートナーの国内外のエキスパート10人による講演を予定しています。
本サミットの詳細については下記Webサイトをご覧ください。 https://gartner.co.jp/event/cx/
本サミットのニュースと最新情報は、ガートナーのTwitter (https://twitter.com/Gartner_jp) でもご覧いただけます (#GartnerCX)。