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ホーム2012年 プレス・リリース - 参考資料:ガートナー、Windows 8によりWinRT時代が始まる、との見解を発表


2012年9月19日
ガートナー ジャパン株式会社
広報室

【参考資料】
ガートナー、Windows 8によりWinRT時代が始まる、との見解を発表
10月3〜5日 東京・台場で『Gartner Symposium/ITxpo 2012』開催

米国コネチカット州スタンフォード発 − 2012年6月26日 − ガートナーは、Windows 8によって新たなWinRT (Windows Runtime) コンピューティング時代が始まり、WinNTの時代は終わりを告げることになるとの見解を示しました。ただし、WinRTプログラミング・モデル、新しいユーザー・インタフェース (UI)、既存のWinNTのサポートによって、ユーザーは新しいWinRTアプリケーションだけでなく、既存のWin32プログラムも引き続き利用することができます。

WinRTは、モバイル・デバイスが主流となる今後のコンピューティング環境においても、Microsoftが引き続き市場へ的確に対応できるようにデザインされた新しいプラットフォームであると、ガートナーのアナリストは述べています。Microsoftにとって、WinRTは新たな開発環境に対する戦略的なプラットフォームという位置付けになりますが、大部分のユーザーは今後も、10年以上は引き続きWin32アプリケーションを利用していくでしょう。

ガートナーのバイス プレジデントで最上級アナリストのマイケル・シルヴァー (Michael Silver) は次のように述べています。「Windows 8は、市場ニーズと競合環境に対応するMicrosoftの一連の動きの手始めとなるもので、携帯電話からサーバまで、共通のインタフェースとプログラミングAPIのセットを提供します。同時に、Windows 8はデスクトップ環境におけるWin32アプリケーション終焉のスタートとなる存在でもあります。Microsoftは今後もWin32をサポートしていきますが、開発者にはWinRTを使って、より管理しやすい魅力的なアプリケーションを構築することを推奨するでしょう」

ガートナーは、今後のWindowsクライアント・リリースにおいて、WindowsデスクトップとレガシーなWindowsアプリケーションの重要度は低くなっていくと考えています。Microsoftは新しいインタフェース・モデルとして「Metro」を提供しており、ユーザーを次世代Windowsに囲い込もうとしていますが、マイケル・シルヴァーは、「企業が現在のアプリケーションを新しいモデルへ移行させるには、何年もの期間を要すると考えられます。ユーザーが利用するエンタプライズ・アプリケーションのあらゆる局面に、Metroスタイルのアプリケーションが浸透するには、少なくとも5年はかかるでしょう」と述べています。また、「現在、新しいWin32アプリケーションの開発を予定している企業において、ユーザーが利用するすべての新しいアプリケーションを、Metro対応に切り替える作業に着手するのは、2013年からにすべきです。その際、まずは社外向けアプリケーションでの採用を検討し、その後社内アプリケーションに取り掛かるようにすべきです」と述べています。

ガートナーのクライアントおよびモバイル・コンピューティング担当バイス プレジデントのスティーヴ・クレインハンス (Steve Kleynhans) は次のように述べています。「Windows 8は、単なるWindowsのメジャー・アップグレードではありません。Windows 8は、テクノロジのシフトを意味する存在です。このようなテクノロジ・シフトは頻繁にあるものではなく、MicrosoftのクライアントOSでは、DOSからWindows NTテクノロジへのシフトがあって以来のこととなります。このテクノロジ・シフトが始まったのは1993年でしたが、終了し始めたのはWindows XPがリリースされた2001年であり、最終的に8年間を要しました」

MicrosoftはWin32アプリケーションの使用中止を強いたり、開発者にWin32アプリケーションを開発しないように呼びかけたりしているわけではありませんが、時間の経過とともにWin32およびWindowsデスクトップの戦略性は低くなると、ガートナーは考えています。それでも2015年まで、Windows 8を採用した大部分のビジネス・ユーザーがデスクトップを利用する際には、そのほとんどがWin32アプリケーションとデスクトップ・ブラウザを利用すると考えられます。しかし、その後2020年までには、企業エンドユーザーがWin32アプリケーションを利用する時間は10%を下回ることになると、ガートナーのアナリストは考えています。その際、ほとんどのアプリケーション (OSに依存しないアプリケーションも含む) とブラウザはMetro上で実行されるようになり、最終的に大部分のWin32デスクトップ・アプリケーションはサーバ・ベース・コンピューティング (SBC) 環境かホスト型仮想デスクトップ (HVD) 環境で実行されるようになるでしょう。

「ユーザー・コンピューティングの世界は変化しつつあります。PCは依然として今日のコンピューティング環境で最も重要なコンポーネントですが、サービスやアプリケーションをユーザーに提供する上で、もはや唯一のデバイスではなくなっています。サービスとアプリケーションの利用にスマートフォンやタブレットを主要なデバイスとして使用するユーザーの数は増加の一途をたどっていますが、これらのデバイスのほとんどはMicrosoft以外のベンダーの製品です。このような背景から、Microsoftは新しいタイプのアプリケーションをサポートできるプラットフォームへと移行し、新しいタイプのユーザー環境を提供する必要に迫られました。Microsoftはこのような競争上のプレッシャーに対応し、製品の見た目だけでなく、セキュリティ面と管理面からアーキテクチャそのものを見直す必要があったのです」(スティーヴ・ クレインハンス)

その他の詳細については、ガートナー・レポート「Windows 8 Changes Windows as We Know It」に記載されています。このレポートは、以下のWebサイトよりガートナーの顧客に公開されています。http://www.gartner.com/resId=2037415

また、来る2012年10月3〜5日に東京・台場で開催される『Gartner Symposium/ITxpo 2012』において、ガートナーのMicrosoft関連のリード・アナリストであるデイヴィッド・カーリー (David Cearley) が4日の13時より、本内容を含めた関連のメディア・セッション (「Microsoftにとっての脅威と機会:ガートナーが提唱する“Nexus of Forces”が大手ベンダーに与えるインパクト」) を開催します。

『Gartner Symposium/ITxpo』について
『Gartner Symposium/ITxpo』はCIOおよびIT上級役員が一堂に会する、世界で最も重要なシンポジウムです。このイベントでガートナーは、グローバルなITリサーチ/アドバイザリ企業として、中立・公正な立場から客観的かつ信頼性の高い知見を提示するとともに、主要なテクノロジ・ベンダー各社の最新ソリューションに触れることができる場を提供いたします。『Gartner Symposium/ITxpo』は、参加各社が年間計画を策定する上で重要な役割を果たしています。各社のIT担当役員は、ビジネス上の課題に対応し業務効率を高めるためにITをどのように活用すべきか、『Gartner Symposium/ITxpo』が提供する知見に高い信頼を寄せています。

『Gartner Symposium/ITxpo 2012』に関する詳細は、以下でご覧いただけます。
10月3〜5日 東京 (日本) : www.gartner.co.jp/symposium

参考資料
【海外発プレスリリース】
本資料は、ガートナーが発信したプレスリリースを一部編集して、和訳したものです。
本資料の原文を含めガートナーの発信したリリースはすべて以下でご覧いただけます。
http://www.gartner.com/it/section.jsp

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