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ホーム2015年 プレス・リリース −ガートナー、アジャイルなI&Oカルチャー実現の鍵となる5つのステップを発表

参考資料 【海外発プレスリリース】
本資料は、ガートナーが発信したプレスリリースを一部編集して、和訳したものです。
本資料の原文を含めガートナーの発信したリリースはすべて以下でご覧いただけます。
http://www.gartner.com/newsroom/

2015年5月13日
ガートナー ジャパン株式会社
広報室

ガートナー、アジャイルなI&Oカルチャー実現の鍵となる5つのステップを発表

2018年までに、自部門のカルチャーの変革に具体的に取り組むことなく
DevOpsを採用しようとするI&O部門の90%が失敗に終わる

英国エガム発 − 2015年4月20日 − ガートナーは、バイモーダル (2つの流儀) のIT戦略を計画しているインフラストラクチャとオペレーション (I&O) のリーダーは、I&O部門のカルチャーを変革しない限り、アジャイル (俊敏) な取り組みにDevOpsがもたらすメリットを手にすることができないとの見解を発表しました。

ガートナーは、バイモーダルなIT戦略を実装するには注意深い計画と実行が不可欠であるとしています。アナリストは、2018年までに企業IT部門の4分の3がバイモーダルの実行能力を確立しようとするものの、俊敏性とリスク管理能力の向上によるメリットを受けられるのは半分に満たないと予測しています。

ガートナーのリサーチ ディレクター、イアン・ヘッド (Ian Head) は次のように述べています。
「I&Oリーダーは、速さを求める顧客をサポートするプレッシャーの下にあるため、アジャイル開発を利用しています。しかし、アジャイル環境への移行は、大規模で迅速な変化とはならず、またそうなるべきでもありません。代わりに、アジャイル環境への移行は、まずスピードに関して本当に差し迫ったニーズがある分野に実装してから、注意深く広げていかなければなりません。そしてこのとき、対象となる組織のカルチャーを考慮する必要があります」

ガートナーは、2つの流儀のITを意味する「バイモーダルIT」として知られている戦略を定義しました。これは、従来の拡張性と効率、安全性、精度を重視するモード1と、逐次的ではないアジリティとスピードを重視するモード2とに分けられます。

ヘッドは次のように述べています。「バイモーダルITアプローチにおいて、行動とカルチャーの変革は成功に欠かせない基本的な要件です。2018年までに、自部門のカルチャーの変革に具体的に取り組むことなくDevOpsを採用しようとするI&O部門の90%が失敗に終わると、ガートナーは予測しています」

「ただし、ガートナーは大規模なカルチャーの変革を1つの大きな組織レベルのプログラムで行うことを主張しているわけではありません。I&Oリーダーはまず小規模なモード2のチームづくりに注力し、必要な価値と行動をある程度確立してから、求める成果を認識し補強するための活動を徐々に増やし、展開していく必要があります」 I&OリーダーがI&Oのアジャイルなカルチャーを醸成するために必要な5つのステップのアプローチは次のとおりです。

モード2の行動ギャップを明確にする分析を実行する

まず組織カルチャーの課題に取り組み、行動のギャップ分析を行うことで、目標とする状態と現在の状態との差異を把握します。行動ギャップ分析は、選出したスタッフおよびチームの主要メンバーに対して実行することが必要です。初期段階で重点を置くべき主要な行動を明確にし、すぐに着手できるのはどの行動なのかを明らかにすることが重要です。また、これらの行動がなぜ組織にとって重要かつ必要なのかを周知する必要もあります。

主要なステークホルダーと連携してアプローチへのコンセンサスを得る

主要なステークホルダーを明らかにして必要な行動へのコンセンサスを得るとともに、モード2とDevOpsがサポートされるようにこれらの関係者を配置する計画を策定します。全体を通じて念頭に置くべき大切なメッセージは、モード2がモード1よりも優れているわけではないということです。IT部門のすべてのスタッフは、顧客ニーズを満たすためにITサービスを提供するという仕事を担っていますが、もしこれにマイナスの影響を及ぼすような形で新しいサイロが作られたり強化されたりしたら、ITスタッフは職務を遂行できません。

焦点を絞った小規模なパイロットから始める

DevOpsの活動は、まず焦点を絞った小規模なパイロットから始める必要があります。これによってコンセプトをテストし、小さく管理可能な規模で修正を加えていくことができます。失敗の可能性が非常に高い分野や、簡単に成功できるような分野で、パイロットを始めないようにしなければなりません。なぜなら、いずれの場合も間違った期待を生み出し、その後の行動に影響を及ぼしてしまうためです。初期の成功事例を広く知らせること、特に目指しているカルチャーの変革が進んでいることを示す事例について周知することは、変革の勢いを後押しする要素になります。また、これによってI&Oリーダーが変革を支持していることも示せます。パイロットは、別のグループに展開するのに十分な経験が蓄積されたと関係者が納得するまで続けます。

行動を増分的に後継グループへ展開し、フィードバック・ループを確立する

次に展開するグループを明確にし、パイロットで学んだ行動パターンとレッスンを再適用します。これらの反復的適用は短時間で実行することが重要です。1グループで複数のことを行うことに問題はありませんが、それぞれのスケジュールが超過しないようにしなければなりません。短時間で複数の活動を実行することの背景には、個々の反復的活動への集中度を高めると同時に十分に注意を払えるようにする、また実際の活動から学んだことを取りまとめ、組織の変革を進めていく中で反復的活動の間に是正できるようにする、という考えがあります。

継続的に改善する

企業におけるビジネス上の競争環境は、時間と共に変化します。社内外のプレッシャーに対処するために顧客のニーズも進化していくことから、I&Oも変化への準備を整えておかなければなりません。モード1のITとモード2のITにおける違いの1つは、モード2では変化が継続的であるという点です。このような変化に対応するため、DevOpsチームとその上位組織は結果を継続的にモニタリングし、積極的に改善の機会を見つけていかなければなりません。

その他の詳細は、ガートナー・レポート『Five More Steps in Delivering an Agile I&O Culture』をご覧ください。
このレポートはガートナーのWebサイトから、サービスをご契約いただいているお客様に提供されています。 http://www.gartner.com/document/3018917?ref=QuickSearch&sthkw=g00272649&refval=149895753&qid=92879b6fd1ded04c8850e25fd0f3616e


ガートナーでは来る5月26〜28日、虎ノ門ヒルズ (東京都港区) において、『ガートナー ITインフラストラクチャ & データセンター サミット 2015』を開催します。本サミットでは、前出のDevOps関連セッションをはじめ、ガートナーの国内外のアナリストが、デジタル・ビジネスの時代に向け、ITインフラの企画、設計、構築、運用に携わるリーダーがなすべきことについて、さまざまな知見をご提供します。本サミットの詳細については、下記Webサイトをご覧ください。 http://www.gartner.co.jp/event/dc/

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