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ホーム2015年 プレス・リリース −ガートナー、クラウドは有望な選択肢の1つながら多くのCIOが最優先項目として捉えていないとの見解を発表

参考資料 【海外発プレスリリース】 本資料は、ガートナーが発信したプレスリリースを一部編集して、和訳したものです。 本資料の原文を含めガートナーの発信したリリースはすべて以下でご覧いただけます。
http://www.gartner.com/newsroom/

2015年3月24日
ガートナー ジャパン株式会社
広報室

ガートナー、クラウドは有望な選択肢の1つながら
多くのCIOが最優先項目として捉えていないとの見解を発表

I&Oリーダーは、これまで以上に
クラウド・コンピューティングの可能性を検討することが必要

米国コネチカット州スタンフォード発 − 2015年3月10日 − ガートナーは、多くのITプロジェクトにとってクラウドが有望な選択肢の1つとなっている現在、インフラストラクチャとオペレーション (I&O) 部門のリーダーは、これまで以上にクラウド・コンピューティングの可能性について検討すべき、との見解を発表しました。

これは、ガートナーが実施した2015年のCIOサーベイ『Flipping to Digital Leadership: The 2015 CIO Agenda』 (旧態を弾 [はじ] く!デジタル・リーダーへの道−2015年のCIOアジェンダ−) で明らかになった、I&Oに関連する重要なインパクトの1つです。このサーベイは、2,800人以上のCIOを対象に実施されたものであり、これらのCIOが管理するIT支出の総額は3,970億米ドル、I&O支出は2,025億米ドルに上ります。

ガートナーのリサーチ バイスプレジデント兼最上級アナリスト、デーブ・ラッセル (Dave Russell) は次のように述べています。
「大部分のCIOにとってパブリック・クラウドはプロジェクトの選択肢の1つとなっていますが、第一義的な選択肢として捉えているCIOはあくまでも少数に限られることが、今回のサーベイ結果から分かりました。I&Oリーダーは既存のインフラストラクチャを保護する傾向が強く、多くの場合、彼ら自身がクラウド・ベースのソリューションにとって最大の障害となっています。こうしたI&Oリーダーは、しばしばクラウド・ウォッシング (「クラウドのように見せかける」という意味) にとどまり、真のクラウド・ベース・ソリューションの導入に本気で取り組んでいません。しかし、I&Oリーダーはすべてのプロジェクトについて、『クラウド・ファースト』(クラウドの導入が前提) の可能性を考えるようにする必要があります」

今回のサーベイによると、サービスとしてのソフトウェア (SaaS) プロジェクトについてクラウド・コンピューティングを検討さえしていないユーザーは全体の9%となっています。サービスとしてのインフラストラクチャ (IaaS) プロジェクトになると、その割合は15%に増加します。クラウドをあくまでも例外時の選択肢や単なるコンセプトとして捉えているユーザーの割合が高い一方で、いち早く有望な選択肢の1つと捉えるようになっているユーザーも半数近くに上ります。

ガートナーのリサーチ バイスプレジデント、マイク・チューバ (Mike Chuba) は次のように述べています。
「企業にとって非クラウドのオンプレミス (自社運用) モデルが最良のソリューションであったとしても、I&O部門は利用できるリソースを最大限活用しながら確実にサービス要件を満たすために、あらゆる選択肢を検討する必要があります。クラウドを完全に選択肢から外したり消極的に検討したりするのではなく、まずプロジェクトですべての導入モデルを評価することによって、時間を節約できるとともに、より良い成果を生み出すことができます」

本サーベイで明らかになった、他の3つのインパクトは次のとおりです。

システム設計において社内外両方の顧客に対するITシステムのモバイル・サポートとエクスペリエンスは現在最も重要な項目の1つであり、I&O部門には優先事項とスキルセットのシフトが必要である。

今回のCIOサーベイから、モバイル・デバイスが非常に多くのIT投資にとって主な、もしくは二次的なインタフェースになっていることが明らかになりました。また、コンテキスト・アウェアなサービスへのニーズの高まりを感じていると回答したCIOは、全体の71%に上りました。I&Oリーダーにとって、これはモビリティ (移動性) がシステム・デザインの最重要項目の1つでなければならないことを意味しているとともに、単にモバイル・デバイスでサービスを利用できるようにするだけでは十分ではないことを意味しています。サービスは、質の高いモバイル・エクスペリエンスの障害になることなく高い価値を発揮できるように、モバイル・デバイス用に構築されていることが必要です。

I&Oリーダーは、多様なデバイスからのアクセスを想定してすべてのアプリケーションを構築する必要があるとともに、モビリティが単なるデバイスやインフラストラクチャの問題ではなく、これらを利用する個人と、それぞれがITシステムを利用する際のエクスペリエンスの問題であることを認識しなければなりません。

CIOは、最新の高度なアナリティクスとITのビジネス価値を評価する指標の必要性を認識しており、新しいITシステムと考え方を求めている。

変化するアナリティクス環境に対応するため、I&Oリーダーは予測的アナリティクスのIT基盤を確立する必要があります。これは決して簡単なことではありませんが、複数のアナリティクス・ソリューションの実行が可能な並列処理のフレームワークの恩恵により、コストは減少しています。また、I&Oリーダーはビジネス・ユーザーと協業して、データ主導で実験を進める必要があります。この例としては、エンドユーザーのニーズへの理解を深めるためにソーシャル・リスニング・アクティビティを実行することが挙げられます。

ソーシャル・リスニングのような新しい情報イニシアティブをサポートする中で、I&Oリーダーは非構造化データの管理能力を高め、ビジネス・ユーザーがこれらのデータから価値を引き出せるようにするとともに、プロジェクトに特化した追加のデータ・ソースや新しいデータ・ソースを探し、知見を獲得できるようにする必要があります。またCIOは、ビジネスの前進を促す新たな指標が必要となるため、自部門のアナリティクスにあらためて焦点を当てなければなりません。

I&O部門は、既に企業のレーダーに捕捉されている「力の結節」後のテクノロジを実装する準備を、今すぐに整える必要がある。

「力の結節」(Nexus of Forces: クラウド、ソーシャル、モバイル、インフォメーションの強固な結び付き) は遠い先の話ではなく、既に到来しています。今回のサーベイでは、CIOが力の結節後のテクノロジを視野に入れ始めているだけでなく、そのようなテクノロジを積極的に求め始めているという事実が明らかになりました。力の結節後のテクノロジには、モノのインターネット (IoT)、考えるマシン、ヒューマン・オーグメンテーション、3Dプリンティング、ロボティクスなどがあります。まだ準備を整えていないI&Oリーダーは、自分自身と自部門の両方について、力の結節後のテクノロジの実験、革新、展開のための土壌を確立しておく必要があります。

ただし、力の結節後のテクノロジには障害が1つあります。それは、平均的なCIOは現状に縛られてしまい、なかなか未来に目を向けることができないということです。実際に、今回のサーベイで3年未満の近い将来に焦点を当てていると回答したCIOの割合は、84%に上ります。新しいデジタル・ビジネス・イニシアティブにはITの才能、リーダーシップ、統合のスキルが不可欠です。I&Oリーダーは、CIOだけではなくIT環境全体をサポートする方法を見つけ、ビジネスにかける時間を減らすことで機会を育て、最終的な理想として、ビジネスの変革を支援する必要があります。

その他の詳細は、ガートナー・レポート『Implications of the 2015 CIO Survey for Infrastructure and Operations Leaders』をご覧ください。 このレポートはガートナーのWebサイトからサービスをご契約いただいているお客様に提供されています。
http://www.gartner.com/document/2995619

ガートナーでは来る5月26〜28日、虎ノ門ヒルズフォーラム (東京都港区) において、『ガートナー ITインフラストラクチャ & データセンター サミット 2015』を開催します。モバイル、クラウド、ソーシャル、ビッグ・データの効果的な導入がいまだに多くの企業にとって大きなチャレンジとなっている中、本サミットでは、ガートナーの国内外のアナリストが、テクノロジおよびそれにかかわる人材や組織の在り方について、ITインフラとデータセンターの視点から有用な知見をお届けします。本サミットの詳細については、下記のWebサイトをご覧ください。
http://www.gartner.co.jp/event/dc/

本プレスリリースの原文は以下でご覧いただけます。
http://www.gartner.com/newsroom/id/3002717



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