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ホーム2014年 プレス・リリース −ガートナー、「アダプティブ・ソーシング」が企業成長の鍵になるとの見解を発表

2014年5月29日
ガートナー ジャパン株式会社
広報室

ガートナー、「アダプティブ・ソーシング」が企業成長の鍵になるとの見解を発表

CEOの64%が「成長」を2014年の最重要項目に挙げている一方、ほとんどのCIOは準備ができていない現状が明らかに
―― 70%が自社のソーシング・ミックスを変更する予定と回答

効果的なソーシングの実践がいかに企業の成長を実現するか
『ガートナー アウトソーシング & ITマネジメント サミット 2014』
(6月11日、東京コンファレンスセンター・品川) において知見を提供

英国エガム発 − 2014年5月15日 − ガートナーは本日、「企業・組織では、新たな収益を見つけたり成長を促進したりする手段としてデジタルを重視する姿勢を強めている。一方、顧客中心の革新 (イノベーション) のスピードや、次世代のビジネス・リーダーと市場リーダーを決定付けるテクノロジとビジネスの無数のオプションに対応する準備が整っている企業・組織はほとんど存在しない」という見解を発表しました。このような破壊的環境において、ソーシング・エグゼクティブは、「永続」を目的に構築されたアプローチから「適応」を目的に策定されたソーシング戦略へと移行しなければなりません。

ガートナーが2014年にCEO (最高経営責任者) と上級役員を対象に実施した調査では、ITに対するCEOの関心は過去10年間で最も高く、「成長」を2014年における最重要項目のトップ3の1つに挙げたCEOは全体の64%に上ります。マクロ規模の経済成長の見通しが非常に不透明なグローバル環境の中、CEOはデジタル・ビジネスが自社の競争力を高めるとともに、新しい市場での競争を通じた成長へのルートの1つであると考えています。

ガートナーのバイスプレジデント兼最上級アナリスト、クラウディオ・ダ・ロルド (Claudio Da Rold) は次のように述べています。

「IT部門にとって、今は自分達がより高いビジネス価値を企業にもたらすことができることを示すとともに、成長の促進者としての役割をあらためて定義する絶好のチャンスです。しかしガートナーが実施した最新のCIOサーベイで明らかになったように、多くのIT部門はこのような革新と急速な変化に対応する準備ができていないのが実情です」

ガートナーが2013年第3四半期に2,300人を超えるCIO (最高情報責任者) を対象に実施したCIOサーベイでは、「デジタルがもたらす機会にタイムリーに対応できない」と回答したCIOは51%、「デジタル化に必要な能力が不足している」と回答したCIOは42%、また「今後3年間でソーシング・ミックスを変えなければならない」と回答したCIOは70%に達しています。

この課題に対してガートナーは、ガートナーが「アダプティブ・ソーシング」と呼んでいる新しいアプローチを採用することをソーシング・リーダーに推奨しています。このアプローチによって、企業・組織は従来の多層式のソーシング戦略から脱却し、顧客需要の変化に迅速に対応したり新しい分野や市場の機会を捉えたりできるように、ITソーシングを適応させることが可能になります。

ダ・ロルドは次のように述べています。
「1つであらゆる環境に適用できるようなソーシング戦略は、もはやIT部門には適していません。なぜなら、IT部門にはエンド・ツー・エンドの開発サービスに対する説明責任 (アカウンタビリティ) がますます求められるようになり、そのためにはハイブリッド式のITアプローチが不可欠だからです。IT部門は、常に基本的なビジネスの継続性を確保しなければなりません。また、ビジネス・プロセスを改善することでビジネスの差別化を図るとともに、革新を実現し、デジタルが生み出す新しいチャンスを捉えられるようにしなければなりません。IT部門が革新を進められなければ、会社はそれをどこか別のところから獲得することになります ―― なぜならITの購買は既にIT予算の枠を超えているからです」


この革新的なアプローチを実現するために、多くのCIOが「2つの流儀」を柱にしたIT部門づくりを進めています。1つは従来のIT要件 (運営と差別化) を継続することです。そして、この従来の流儀よりもスピードと柔軟性が大幅に上回るもう1つの流儀は、IT革新の推進力となることです。後者では、デジタル・マーケティングおよびデジタル・ビジネス・トランスフォーメーション (変革) へのビジネス・ニーズに応えられるアジャイル開発に重点が置かれています。
これと並行して、ソーシング・エグゼクティブも2つの流儀に沿ったソーシング体制を確立し、リスク・レベルをコントロールしながら、デジタル革新に即応するために求められる迅速な革新をサポートする必要があります。2つの流儀に沿ったソーシング体制をつくるには、次のことが必要です。

  • 適切な成果につながるソーシングとITの既存のノウハウを活用する。すなわちリスクをコントロールしながら、革新の精神、問題解決に取り組む姿勢、ビジネスで結果を出す意志を保つ。
  • 実行の促進、リスクの評価と軽減、必要な時間枠内で結果を出すことを可能にする、既存のソーシング・プロセスとツール、テンプレート、チェックリストを再利用する。
  • 革新のスピードを鈍らせたり革新を止めたりするようなコンプライアンス、セキュリティ、リスク、調達のハードルとプロセスを排除する (なぜなら、ソーシング/調達担当者が仲介の役割を果たせなくなり、ソリューションの一部ではなく問題の一部となってしまうため)。

ダ・ロルドは次のように述べています。
「話は単純で、『長く続くこと』を目的とした旧来のソーシング戦略はデジタルの時代に十分応えることができないのです。企業が効果的に競争力を発揮するために、IT部門は新たに出現するテクノロジとチャンス、また顧客とサプライチェーンの需要の両方に対して『適応していくこと』を目的とした組織づくりをしなければなりません」

本分析の詳細は、ガートナーのレポート「Enhance Your IT Agility and Grow the Business by Optimizing the Three Layers of Adaptive Sourcing Strategy」をご覧ください。このレポートはガートナーのWebサイト ( http://www.gartner.com/doc/2736817 ) でご覧いただけます。

デジタル化の時代におけるソーシングおよびITマネジメント戦略については、6月11日に東京コンファレンスセンター・品川 (東京都港区) で開催される『ガートナー アウトソーシング & ITマネジメント サミット2014』にて、解説・紹介いたします。本サミットの詳細については、Webサイト http://gartner.jp/re/ss01/ をご覧ください。
『ガートナー アウトソーシング ITマネジメント サミット 2014』について
IT予算の制約、新しい技術の活用、ITのビジネス価値の証明や向上など、企業のIT組織を取り巻く環境はますます複雑化しています。限られたITリソースの中で最大の価値を見いだすには、リソースの最適な配分が必要となり、その中には、インソースとアウトソース、オンプレミスとクラウド、人と自動化といった両極端な選択も含まれます。こうした複雑化した環境の中、IT組織では各社各様の「レゾンデートル (存在意義)」を経営者に示す必要性も増してきています。本サミットでは、コンファレンス・チェアである片山 博之 (ガートナー リサーチ部門 リサーチ ディレクター) をはじめとした国内外のアナリストが、IT組織のレゾンデートルを示すための方法論について、最新動向と方向性を解説するとともに、具体的かつ実践的な提言を行います。


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参考資料 【海外発プレスリリース】 本資料は、ガートナーが発信したプレスリリースを一部編集して、和訳したものです。本資料の原文を含めガートナーの発信したリリースはすべて以下でご覧いただけます。 http://www.gartner.com/it/section.jsp


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