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ホーム2012年 プレス・リリース − ガートナー、「ソーシャル」「モバイル」「クラウド」「インフォメーション」の力が交わる「力の結節」が、今後のテクノロジ・プラットフォームの基盤になるとの見解を発表

2012年9月4日
ガートナー ジャパン株式会社
広報室

ガートナー、「ソーシャル」「モバイル」「クラウド」「インフォメーション」の力が交わる
「力の結節」が、今後のテクノロジ・プラットフォームの基盤になるとの見解を発表

10月3〜5日 東京・台場で開催される『Gartner Symposium/ITxpo 2012』において、
「力の結節」を考察

米国コネチカット州スタンフォード発 − 2012年7月30日 − 本日ガートナーは、「ソーシャル」「モバイル」「クラウド」「インフォメーション」の4つの力の結び付き (「Nexus of Forces:力の結節」) が強まり、ユーザーの行動様式を変える一方で、新たなビジネス・チャンスを生み出すとの見解を発表しました。

単独でも革新的かつ画期的なこれらの力が結び付くことで、ビジネスと社会は大きく変わり、従来のビジネスモデルを刷新しながら新たなリーダーを生み出しています。このような「力の結節」は、今後のテクノロジ・プラットフォームの基盤になるでしょう。

ガートナーのマネージング・バイスプレジデント、クリス・ハワード (Chris Howard) は次のように述べています。「力の結節では、インフォメーションは質の高いソーシャルおよびモバイル・エクスペリエンスを届ける文脈となります。モバイル・デバイスは効果的なソーシャル・ネットワーキングと、新しいワーキング・スタイルを実現するプラットフォームです。ソーシャルは、人と仕事を、予想もできなかったような新しい環境で結び付けます。クラウドは、ユーザーとシステムに対してインフォメーションと機能を提供します。それぞれの力が結節することにより、ユーザー主導型のコンピューティング・エコシステムが創出されます」

ハワードによれば、つい最近まで、ユーザーが最も洗練されたコンピューティング環境を利用できたのはビジネスにおいてであり、自宅でのコンピューティング環境には限界がありました。しかし現在、ほとんどのケースでこの状況が逆転しています。高品質のデバイスやインタフェース、アプリケーションを手軽に利用できるようになった結果、ITのコンシューマライゼーションが進みました。このような使いやすいデバイスを手にしたことで、消費者は洗練されたハイテク・ユーザーになり、さまざまなことを個人で行えるようになっています。ユーザーは場所に関係なく同じ環境を利用することを求め、その結果ビジネスの活動とプライベートの活動の区別がなくなってきました。

コンシューマライゼーションが企業のITプロセスにもたらした変化を知る上で最も分かりやすい例が、ソーシャルです。ソーシャルには友人とのコメントの共有やリンク、お勧めなどのプライベートな活動が含まれています。消費者向けに商品を提供している企業は、消費者がお勧めの商品について友人と共有しているインフォメーションの影響力にいち早く着目してきました。

ソーシャル・テクノロジは、「力の結節」における他の3つの力に影響を及ぼすと同時に、他の力からの影響も受けています。

  • ソーシャルは、モバイルに大きなニーズを提供。ソーシャル・ネットワークは消費者がモバイル・デバイスを使う最も大きな理由の1つであり、どこからでもソーシャル環境でコミュニケーションを図れることには非常に高い価値があります。

  • ソーシャルの規模とアクセスは、クラウドに依存。ソーシャル・ネットワークには規模が求められますが、このような大きな規模を実現できるのはクラウド環境のみです。

  • ソーシャルは、高度な分析のためのインフォメーションを提供すると同時に分析の必要性を創出。ソーシャル環境におけるコミュニケーションは、消費者の人間関係、好み、意向などに関する質の高い情報源です。ソーシャル・ネットワークの規模が大きくなるにつれて、利用者には増加するやりとりを管理するための質の高いツールが必要となり、これがより高度なソーシャル分析へのニーズにつながります。

モバイル・コンピューティングは、自動車が登場して世の中が大きく変わったように、私たちのライフ・スタイルに最も大きな変化をもたらしており、新しいインフラストラクチャの大規模な普及を促し、新たなビジネスを生み出し、現状を変革する力となっています。

企業にとって、モバイルはさまざまな機会をもたらすと同時に、大きな賭けとなる存在です。例えば小売企業の場合、顧客を自社店舗に呼び込むことになったモバイル・デバイスが、最終的な購入時に顧客を競合他社へと誘導する役割を果たすこともあります。銀行の場合、携帯電話は新しい財布としての役割を担い、クレジットカードに取って代わる可能性を持っています。企業の営業部門では、モバイル・コンピューティングによって営業担当者はオフィスに戻ることなく常に現場で顧客とコミュニケーションを図ることができます。医療の分野では、患者の容体や動きをコンスタントに監視することで、治療の効果と効率が高められます。このように、モバイルはあらゆる分野に影響をもたらします。

ただし、モバイルは独立した現象として存在するわけではありません。ユーザーはさまざまな画面を同時に活用していますが、センサ・データは仮想世界と現実世界の文脈を結び付け、ユーザーの利用環境の質を目に見える形で高めます。この没入型の環境で集められたインフォメーションには非常に大きな価値があり、最終的にはユーザーとクラウド・ベースのエコシステムの永続的な関係が確立されます。

クラウド・コンピューティングは、これらすべての力を結び付ける接着剤となる存在で、必要なすべてのコンピューティング・リソースの提供と、これによって生じるさまざまな活動を網羅したモデルです。クラウド・コンピューティングがなければ大規模なソーシャル・コミュニケーションは実現されず、モバイル環境で多様なデータや機能にアクセスすることもできず、インフォメーションは企業や組織の内部システムに埋もれたままとなってしまうでしょう。

ガートナーは、クラウド・コンピューティングのモデルを「グローバル・クラス」現象と呼んでいます。なぜなら、クラウド・コンピューティングでは企業の内部的な戦略を中心としたテクノロジや事象ではなく、地球全体を通じてつながっている事象に焦点が当てられているからです。グローバル・クラス・コンピューティングの世界では、あらゆる物事が消費者の文化と外部のコンピューティングに対する視点へとシフトします。

クラウド・サービスを活用しているモバイルの独立系ソフトウェア・ベンダーには、自社で保有しない多様なインフォメーションやプロセスにアクセスできる、新たなオプションが幅広く用意されています。クラウドでは、リソースが企業や個人のPC内に分離されず、すべてが同じ「ワークスペース」に置かれているため、さまざまなモバイル・コミュニティを通じたクラウドソーシングも可能になります。クラウドは、構造化および非構造化データの双方を含む、多様なデータ形式を提供するエコシステムとしての役割を果たします。これらのデータは、グローバルで利用可能かつ一貫性が担保された環境において、クラウド・サービスを通じたクラウド・ベースのコミュニティから、モバイル・エンドポイント経由で収集できます。

インフォメーションは、決まった場所に置かれるのではなく、あらゆる場所に偏在的に格納されます。長年にわたり技術者たちはこのようなインフォメーションの偏在性 (ユビキタス) について議論してきましたが、実際にインフォメーションの偏在性からどうすれば最大限の価値を引き出せるのかを実感することはできませんでした。しかし、ソーシャル、モバイル、クラウドによって、あらゆるユーザーがいつでもどこからでもインフォメーションにアクセスし、インフォメーションを共有し、消費することが可能になりました。インフォメーションの偏在性がもたらす価値を手にし、その中から会社や製品、顧客に役立つものを最適なタイミングで活用することは、新たな機会を創出し、リスクを回避する上で不可欠な要素です。

インフォメーションを通じたイノベーション (革新) の気風を確立することにより、企業は環境、顧客、従業員、製品などの変化に即応できるようになり、業務やビジネスのパフォーマンスにおいて競合他社に一歩先んじることが可能になります。ソーシャル・メディアやクラウド・コンピューティング、モバイルなどのトレンドへの対応は、企業の成否を左右する重要な要素です。

「広く普及しているモバイル、ほぼユビキタスな接続環境、商業コンピューティング・サービス、インフォメーション・アクセスが組み合わさることで、アイデアと行動の間のギャップが少なくなります。力の結節がもたらすメリットを生かし、効果的に対応するためには、企業は社内のシステム、スキル、考え方を時代に即した形に変革するという課題に取り組まなければなりません。力の結節を無視する企業は、新たな機会に俊敏に対応していく企業の後塵を拝することになるでしょう ― 今や、そのペースはますます速まっています」(前出クリス・ハワード)

その他の詳細は、ガートナー・スペシャル・レポート『The Nexus of Forces: Social, Mobile, Cloud and Information』をご覧ください。このレポートはガートナーのWebサイト (http://www.gartner.com/technology/research/nexus-of-forces/) からご覧いただけます。このレポートには、ガートナーのオンデマンド・ウェビナー「Social, Mobile, Cloud and Information: The Nexus of Opportunity」へのリンクも含まれています。このウェビナーは、http://my.gartner.com/portal/server.pt?open=512&objID=202&mode=2&PageID=5553&ref=webinar-rss&resId=2042516&prm=wb_nof でご覧いただけます。

近日開催予定の『Gartner Symposium/ITxpo』において、ガートナーのアナリストは「力の結節」をより深く掘り下げた考察を提供いたします。

『Gartner Symposium/ITxpo』について
Gartner Symposium/ITxpoは、CIOおよびIT上級役員が一堂に会する、世界で最も重要なシンポジウムです。このイベントでガートナーは、グローバルなITリサーチ/アドバイザリ企業として、中立・公正な立場から客観的かつ信頼性の高い知見を提示するとともに、主要なテクノロジ・ベンダー各社の最新ソリューションに触れることができる場を提供いたします。『Gartner Symposium/ITxpo』は、参加各社が年間計画を策定する上で重要な役割を果たしています。各社のIT担当役員は、ビジネス上の課題に対応し業務効率を高めるためにITをどのように活用すべきか、『Gartner Symposium/ITxpo』が提供する知見に高い信頼を寄せています。

『Gartner Symposium/ITxpo』の開催場所・日時は下記のとおりです。

2012年
 8月28〜30日 ケープタウン (南アフリカ): www.gartner.co.za
 10月3〜5日 東京 (日本): www.gartner.com/jp/symposium (日本語Webサイト
 10月10〜12日 ゴア (インド): www.gartner.com/in/symposium
 10月21〜25日 オーランド (米国フロリダ州): www.gartner.com/us/symposium
 10月29〜31日 サンパウロ (ブラジル): www.gartner.com/br/symposium
 11月5〜8日 バルセロナ (スペイン): www.gartner.com/eu/symposium
 11月12〜15日 ゴールドコースト (オーストラリア): www.gartner.com/au/symposium
2013年
 3月5〜7日 ドバイ (アラブ首長国連邦): www.gartner.com/technology/symposium/dubai

参考資料
【海外発プレスリリース】
本資料は、ガートナーが発信したプレスリリースを一部編集して、和訳したものです。
本資料の原文を含めガートナーの発信したリリースはすべて以下でご覧いただけます。
http://www.gartner.com/it/section.jsp

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