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ホーム2012年 プレス・リリース −ガートナー、2011年における世界の統合脅威管理 (UTM) 市場の売り上げは10億ドル超

平成24年6月14日
ガートナー ジャパン株式会社
広報室

2011年における世界の統合脅威管理 (UTM) 市場の売り上げは10億ドル超

「ガートナー セキュリティ&リスク・マネジメント サミット 2012」
(7月2〜3日、東京コンファレンスセンター・品川) においてセキュリティの重要な課題を検証

 

米国コネチカット州スタンフォード発 − 2012年4月23日ガートナーは本日、2011年における世界の統合脅威管理 (UTM: Unified Threat Management) 市場の売り上げが、2010年の9億7,200万ドルから19.6%増の12億ドルに達したと発表しました。

ガートナーのリサーチ・ディレクター、ローレンス・ピングリー (Lawrence Pingree) は、次のように述べています。「現在UTM市場は、ステートフル・ファイアウォール・インスペクションのような旧式のテクノロジから、アプリケーション制御機能を備えた最新の次世代ファイアウォールへと移行中です。この数年間多くのUTMベンダーが新製品を市場に送り出していますが、自社のUTM販売戦略を一新しようとしているベンダーもあれば、中堅・中小企業向け製品とワイヤレスUTM製品の拡充を進めているベンダーもあります」

2011年もFortinetが首位の座を堅持し、その市場シェアは19.6%となっています (表1参照)。最も高い成長率を見せたのは韓国のSECUIで、前年比58.8%の売上増を記録しました。同社は日本を含むアジア太平洋市場に販売の重点を置き、次の目標として米国市場をターゲットとしています。  

 

表1 世界UTMベンダー売り上げランキング・トップ10 (単位:百万ドル)


出典:ガートナー (2012年3月)


UTM製品の最大の市場は北米で、2011年の売り上げは前年の3億7,300万ドルから15.5%増の4億3,100万ドルでした。北米市場は、クレジットカードによる取引量が多く、またネットワークをベースにした攻撃からの保護に対する関心も高いことから、中堅企業におけるファイアウォールと侵入防御システム (IPS) テクノロジの両方に対する需要が高く、クレジットカード業界がけん引力となっています。

次に大きな市場は西欧で、2011年の売り上げは前年の2億6,600万ドルから16.7%増の3億1,000万ドルでした。西欧市場の成長も北米と同様にマクロ規模の統合と法規、脅威に対する製品の取得といったテーマが推進力となっていますが、西欧の場合はその背景にデータ保護に対する欧州連合 (EU) の指令があります。また仮想化環境への統合と、地域的な景気後退に伴うITコスト削減策も、2011年のUTMアプライアンス全体の堅調な伸びを後押しする要因になりました。

東欧市場のUTMの売り上げは、前年の8,800万ドルから28.1%増の1億1,300万ドルでした。東欧市場には幅広い中堅・中小企業が数多く存在し、このことがUTM製品の比較的堅調な成長につながりました。この成長の要因の1つは、欧州で数多くの管理型セキュリティ・サービス・プロバイダー (MSSP) によってUTMが採用され、これらのプロバイダーのビジネスモデルの成長をサポートするために使われていることです。

中東およびアフリカ市場のUTMの売り上げは、前年の2,500万ドルから13.5%増の2,800万ドルでした。この地域の成長は、政府のさまざまな改革プロジェクト、インターネット高速接続の普及、ビジネスにインターネット・アクセスを使用している地域の中堅・中小企業によるUTMへの依存度の高まりなどの要因が組み合わさった結果です。

日本市場では、東日本大震災がUTM市場に大きく影響し、2011年のUTMの売り上げは前年の3,000万ドルから4.7%増にとどまり3,200万ドルでした。政府の借り入れの増加と税制改革への不安感によって、企業は引き続き国内の経済情勢を見守る姿勢を取り続け、支出がさらに鈍る結果につながっています。ただし、鈍いながらも日本市場は依然として右肩上がりに推移しており、現在の成長の鈍さは一時的なものであると考えられます。

アジア太平洋地域は2011年に他のどの地域よりも急成長した市場で、成長率は31.8%となり、UTMの売り上げは前年の1億5,500万ドルから2011年は2億400万ドルに達しています。この急成長をけん引してきたのが、アジア太平洋地域を中心にビジネスを展開している韓国のUTMテクノロジ・プロバイダーのSECUIと、セキュリティ・サービスのポートフォリオの一部としてUTM製品の監視と保守に焦点を当てているMSSP各社です。

中南米市場のUTMの売り上げは前年の3,500万ドルから28.2%増の4,500万ドルで、アジア太平洋に次ぐ高い成長率でした。UTM製品の主なターゲット層は中堅・中小企業です。中南米市場の中堅・中小企業は膨大な数に上ると考えられ、このセグメントをターゲットとした製品の大幅な成長を支えています。

その他の情報はガートナー発行のレポート「Market Share Analysis: Unified Threat Management (SMB Multifunction Firewalls), Worldwide, 2012」をご参照ください。
本レポートはガートナーのWebサイトからご覧いただけます。
http://www.gartner.com/resId=1967515

なお、ガートナーは来る7月2〜3日に東京コンファレンスセンター・品川で開催する「ガートナー セキュリティ&リスク・マネジメント サミット 2012:インフラストラクチャ・プロテクションで、ビジネスの脅威に立ち向かう」において、セキュリティの重要な課題に関する提言を行う予定です。本サミットに関する詳細は、以下でご覧いただけます。
http://www.gartner.co.jp/event/srm/

参考資料
【海外発プレスリリース】
本資料は、ガートナーが発信したプレスリリースを一部編集して、和訳したものです。
本資料の原文を含めガートナーの発信したリリースはすべて以下でご覧いただけます。
http://www.gartner.com/it/section.jsp

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