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平成23年6月15日
ガートナー ジャパン株式会社
広報室

ガートナー、2011年はPaaSの年になるとの見解を発表
PaaS市場の主な課題を検証するスペシャル・レポートを公開

米国コネチカット州スタンフォード発 − 2011年3月14日 − ガートナーは、2011年は業界をリードするすべてのエンタプライズ・ソフトウェア・ベンダーおよび大手クラウド・ベンダーが新しい「サービスとしてのプラットフォーム (PaaS)」製品をリリースし、PaaSの年になるとの見解を発表しました。2011年、これらの大手ベンダー各社は、新しいPaaSサービスや大幅に拡張したPaaSサービス、またクラウドに対応したアプリケーション・インフラストラクチャ製品を市場へ送り出すことが見込まれます。

ガートナーの最上級アナリストでバイス プレジデントのイェフィム・ナティス (Yefim Natis) は次のように述べています。 「2011年末までに、PaaSおよび主なPaaSセグメントのリーダーシップをめぐる戦いはソフトウェア業界を席巻することになるでしょう。専門的なPaaS製品のPaaSスイートへの統合に向けた動きも目立つようになり、買収や社内開発をベースにした新しいベンダーの市場参入も進みます。ユーザーはイノベーションとハイプの波の中で、一貫したメッセージや標準、明確な勝者を見分けることが難しくなるでしょう」

PaaSとは、クラウド・テクノロジ・アーキテクチャにおいて、すべてのアプリケーション・インフラストラクチャ・サービス (文脈によっては「ミドルウェア」) を包含するレイヤ (層) を指す一般的な表現であり、クラウド環境のソフトウェア・スタックのミドル・レイヤ (中間層) として、基盤となっているシステム・インフラストラクチャ (OS、ネットワーク、バーチャライゼーション、ストレージなど) とその上のアプリケーション・ソフトウェアの中間を取り持つテクノロジです。完全に包括的なPaaSが提供するテクノロジ・サービスには、アプリケーション・コンテナ、アプリケーション開発ツール、DBMS (データベース管理システム)、インテグレーション・ブローカ、ポータル、ビジネス・プロセス管理 (BPM)、その他多くの機能が含まれ、これらのすべてがサービスとして提供されます。

今日市場に出回っているPaaS製品には数十の特化したタイプがありますが、これらの多様な特化型PaaS製品は、今後3年間でいくつかのメジャーなアプリケーション・インフラストラクチャ・サービス・スイートに統合されていくでしょう。また、より長期的には、包括的なフルスケールのPaaS製品が登場するでしょう。

ガートナーは、大部分の中規模企業・大企業でPaaSの採用が進んでも、今後5年間はクラウド・コンピューティングへの大規模な移行につながることはなく、自社運用型アプリケーション・インフラストラクチャの利用パターンをハイブリッド型のコンピューティング・モデル (自社運用型アプリケーション・インフラストラクチャとPaaSが共存、相互運用、統合されたモデル) へと拡張した環境になるであろうと考えています。

「クラウド・コンピューティングの時代は始まったばかりであり、その流行の (利用) パターン、標準、クラウド・ソフトウェア・エンジニアリングのベスト・プラクティスもまだ確立されていません。新しいソフトウェア・ベンダーにとって、これはソフトウェア・ソリューション市場をリードするプレゼンスを築くチャンスです。一方、既にプレゼンスを確立している既存のソフトウェア・ベンダーにとっては、現在優勢な自社運用型コンピューティング市場で築き上げてきたプレゼンスを損なうことなく、そのリーダーシップを新たな分野へ広げていかなければならないという意味で、技術面とビジネス面の両方において大きな課題となります」(前出・ナティス)

現在は断片的で不透明なクラウド・アプリケーション・インフラストラクチャも、今後5年間で、技術面とビジネス面のイノベーション (革新) によって急成長するでしょう。大手ベンダーは社内開発、パートナー関係の構築、他社の買収などを通じて成長する一方、小規模ベンダーはパートナー関係の構築と特化の方向へ進むことで成長するでしょう。また、ビジネス・アプリケーション・サービス (SaaSなど) と高度なプラットフォーム・サービス (PaaSなど) の成熟度が十分受け入れられるレベルにまで高まり、革新的で新しい魅力的な技術/ビジネス・モデル機能を提供できるようになることで、ユーザーはクラウド・コンピューティングの方向へ進んでいくことになるでしょう。

「現在、市場には断片的、あるいは特化された多くのPaaS製品が出回っていますが、これからの2年間でこれらの製品は、幅広く流行しているPaaSの利用パターンに合わせたサービス・スイートに統合されていくでしょう。このようにターゲットが絞られ、あらかじめ統合されているスイートは、(対象となる) 単一のプロジェクトをサポートするという点で、多くのミドルウェア機能を集めた、手間のかかる従来の自社運用型環境よりも魅力的です。2015年までに、最も特化された形のPaaSを1つの統合ソリューションとして提供できるようにデザインされた包括的なPaaSスイートが登場するでしょう」(前出・ナティス)

ガートナーは、2015年までにほとんどの大企業がPaaSサービスやテクノロジを直接または間接的に利用して、基幹業務ソフトウェア機能の一部をクラウドで実行するようになると考えています。これらの企業の大部分の環境は、社内サービスと社外サービスを組み合わせたハイブリッド型になるでしょう。

さらに詳細な情報は「PaaS Road Map: A Continent Emerging」 http://www.gartner.com/resId=1521622 でご覧いただけます。本レポートはPaaSに関するスペシャル・レポートの一部であり、スペシャル・レポートはガートナーのWebサイトからご覧いただけます。
http://www.gartner.com/technology/research/cloud-computing/report/paas-cloud.jsp

本スペシャル・レポートには、PaaSに関連する20以上のレポート、Webinar (録画)、ならびにイェフィム・ナティスによる説明動画が含まれています。

また、ガートナーでは、6月30日〜7月1日に『ガートナーBPM&SOA サミット 2011 〜グローバル競争に耐えるアプリケーション環境への変革のために〜』を開催いたします。本リリースに関連するPaaSの最新動向を含め、企業の競争能力の構築に有益なBPM、アプリケーション、アーキテクチャを取り上げ、これらの領域に対するさまざまな提言を発表する予定です。本サミットの詳細については、以下のWebサイトをご覧ください。
http://www.gartner.co.jp/event/aa/

参考資料
【海外発プレスリリース】
本資料は、ガートナーが発信したプレスリリースを一部編集して、和訳したものです。
本資料の原文を含めガートナーの発信したリリースはすべて以下でご覧いただけます。
http://www.gartner.com/it/section.jsp

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