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ホーム2010年 プレス・リリース − ガートナー、2011年のIT支出は2兆5,000億ドルに達するとの見解を発表

2010年10月25日
ガートナー ジャパン株式会社
広報室

ガートナー、2011年のIT支出は2兆5,000億ドルに達するとの見解を発表
本日開幕の『Gartner Symposium/ITxpo 2010』において、アナリストがIT業界の 主な課題についての見解を発表 (東京・台場、10月25〜27日)

米国フロリダ州オーランド発 − 2010年10月18日 − ガートナーは、2010年のIT支出が前年比2.4%増の計2兆4,000億ドルに向かって推移し、2011年の全世界における企業のIT支出は、2010年から3.1%増の2兆5,000億ドルに達するとの予測を発表しました。今後5年間のIT支出には軟調な時期が反映され、成長も鈍く、2014年の総額は2兆8,000億ドルになるでしょう。

『Gartner Symposium/ITxpo』(米国フロリダ州オーランド、10月17〜21日に開催) において、ガートナーのシニア・バイス プレジデント兼リサーチ部門の最高責任者であるピーター・ソンダーガード (Peter Sondergaard) は、7,000人を超えるITリーダーを前に、IT業界に関する最新の見通しを次のように述べました。

「製造業や金融業などいくつかの主要な業種では、IT予算の規模が2012年または2013年より前に2008年以前のレベルに戻ることはないでしょう。これからもIT支出を動かす大きな力となるのは新興経済市場で、そのペースは成熟経済市場を大きく上回るでしょう」

『Gartner Symposium/ITxpo』は今年で20周年を迎えますが、ソンダーガードはこの20年間にITがどのようにビジネスの世界に変革をもたらし、新たな産業を生み出し、世界経済を動かしてきたのかに注目しました。

「IT支出の変革は、個々の企業の変革を促す要因となります。私たちはIT駆動型のインテリジェントな社会 (消費者が突き動かす社会) に向けて、後戻りのできない道を進んでいます。増え続ける膨大な量のデータと、多種多様なデータにアクセスしてそれらを利用できる環境の発展によって、私たちは質の高い、より賢明な判断を下せるようになります」

ITの利用拡大とIT能力の向上は、直接的または間接的に、個人の幸福に寄与するとともに、国の生産力とアウトプットを増やし、生産性の向上をもたらします。ITの利用拡大とIT能力の向上には、ほかにも教育効果の向上や能力開発目標の達成支援など、多くの明白な社会経済的メリットがあります。

「これからの20年間は、情報がもたらすインテリジェンスが変革の中心となっていくでしょう。 情報は『21世紀の石油』として、以前は考えられなかったような形で、私たちの経済を動かす資源としての役割を果たすことになるでしょう」(ソンダーガード)

これからの10年間、IT環境および経済環境の変革は、下記の4つの大きなトレンドによって支えられるでしょう。

1) クラウド・コンピューティング
2) ビジネスに対するソーシャル・コンピューティングの影響
3) コンテキスト・アウェア・コンピューティング (Context Aware Computing)
4) パターン・ベース・ストラテジ (Pattern-Based Strategy)

クラウド・コンピューティングはコンピューティングの一形態であり、インターネット・テクノロジを基盤に、拡張性と弾力性を兼ね備えたIT関連機能を外部のユーザーへ「サービスとして」提供します。クラウド・コンピューティングは、現状を打破し、結果としてITサービスを利用する側と販売する側との関係を形づくる新たな機会を生み出す基盤となります。

「投資家がITベンダーの収益モデルとして理解しているものを覆すクラウド・コンピューティングは、IT業界を変え、さまざまな業種に変化をもたらします。その効果は、インターネットが音楽業界にもたらしたインパクトさえもかすむほどでしょう」(ソンダーガード)

2番目の大きなトレンドは、ビジネスに対するソーシャル・コンピューティングの影響です。単にFacebookやTwitterをはじめとするプラットフォームが増えただけでなく、ソーシャル・コンピューティングの本当のインパクトは、ソーシャル・コンピューティングを形づくり、今日見られるような成長を促すとともに、企業への普及に貢献し、個人とプロフェッショナルの活動の境界をなくしてきた精神と文化、および姿勢にあります。

「今日、企業の組織構造で多く見られる厳密なビジネス・プロセスは、ルーチン的で予測可能なビジネス活動に適しているといえますが、発見や理解、交渉、複雑な判断などが求められるユーザーのサポートには向いていません。FacebookやTwitter、LinkedInといった個々のプラットフォームではなく、テクノロジおよびその基盤となっている原理としてのソーシャル・コンピューティングは、今後あらゆる組織が内外を通じて利用するようになり、今以上の生産性の向上を実現し、経済の成長に貢献することになるでしょう」(ソンダーガード)

ITリーダーに影響を与える3番目の大きなトレンドは、コンテキスト・アウェア・コンピューティングです。ワイヤレス・テクノロジ (無線技術) が普及し、広く利用できるようになったとともに、ノートブックPCやタブレットPC、スマートフォンなどのスーパーインテリジェント・デバイスの消費者市場への爆発的な広がり、また、すべてのハードウェア製品が提供するコスト効率に優れたコンピューティング機能と通信機能によって、インターネットの世界に新しい構造が生み出されました。

「このような環境を背景に、位置や言語、目的、フィーリングなどのコンテキスト (文脈) に合わせてデータやテキスト、グラフィック、オーディオ、ビデオを調和させたソフトウェアとサービスを提供することが可能になりました。今後、現実の世界か仮想的な世界かによらず、ユーザーの位置情報を基礎とした上で、ユーザーの行動パターンや望みが判断可能なデータを利用するサービスが登場するでしょう。IT環境に対するコンテキスト・アウェア・コンピューティングの影響は線形ですが、企業および企業がビジネスを進める環境への影響は、非常に大きなものになるでしょう」(ソンダーガード)

最後のトレンドであるパターン・ベース・ストラテジは、従来型と非従来型の両方の情報源からパターンを積極的に見つけ出し、その影響をモデリングし、個々のパターンのニーズにビジネスを適応させていきます。

パターン・ベース・ストラテジは、ソーシャル・ネットワーク分析やコンテキスト・アウェア・テクノロジ、予測分析ツールをはじめとするパターン・ベースのテクノロジを基盤にしています。このようなテクノロジを利用することにより、ITリーダーは情報源の中に表れつつあるパターンを見つけ出し、その後の可能性をモデリングできるようになります。

「これら4つのトレンドの組み合わせは、IT業界および企業のIT部門だけでなく、企業と政府の遂行能力に想像できないほど大きなインパクトを与えることになるでしょう。個々のトレンドは、IT部門のビジネス・バリューを高める役割を果たします。IT部門が今すぐ行動するかどうかに関係なく、これらのトレンドによって企業のビジネスモデルと戦略は劇的に変化することになるでしょう。

ガートナー ジャパンは、本日10月25日から27日の3日間、ホテル グランパシフィック LE DAIBA (東京・台場) にて、『Gartner Symposium/ITxpo 2010』を開催しています。

本イベントの詳細は、以下でご覧いただけます。 http://www.gartner.co.jp/symposium

『Gartner Symposium/ITxpo』について
『Gartner Symposium/ITxpo』はCIOおよびIT上級役員が一堂に会する世界最大級のコンファレンス・展示会であり、本年、お陰様で20周年を迎えることができました。このイベントでガートナーは、グローバルなITリサーチ/アドバイザリ企業として、中立・公正な立場から客観的かつ信頼性の高い知見を提供するとともに、主要なテクノロジ・ベンダー各社の最新ソリューションに触れられる場を提供いたします。日本での開催は15回目を迎え、ほかに米国など世界6カ所で開催されます。

『Gartner Symposium/Itxpo 2010』の今後の開催場所・日時は下記のとおりです。
11月8〜11日 フランス・カンヌ: www.gartner.com/eu/symposium
11月16〜18日 オーストラリア・シドニー: www.gartner.com/au/symposium

 

参考資料
【海外発プレスリリース】
本資料は、ガートナーが発信したプレスリリースを一部編集して、和訳したものです。
本資料の原文を含めガートナーの発信したリリースはすべて以下でご覧いただけます。
http://www.gartner.com/it/section.jsp

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