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ホーム2009年 プレス・リリース − ガートナー、2009年の世界におけるクラウド・サービスの売上成長率は21.3%に達すると予測

平成21年4月1日
ガートナー ジャパン株式会社
広報室

ガートナー、2009年の世界におけるクラウド・サービスの
売上成長率は21.3%に達すると予測

『ガートナー アウトソーシング サミット 2009』(4月20〜21日、東京) において
クラウド・サービスに関する最新分析を発表する予定

米国コネチカット州スタンフォード発 − 2009年3月26日 − ガートナーは、2009年の全世界におけるクラウド・サービスの売り上げが、2008年の464億ドルから563億ドルを超える勢いにあり、売上成長率が21.3%に達する見込みであることを明らかにしました。同市場は、2013年には1,501億ドル規模に成長すると見込んでいます。

ガートナーのリサーチ バイス プレジデント、ベン・プリング (Ben Pring) は次のように述べています。「クラウド・コンピューティングは幅広く、また多様性に満ちています。その成長の大部分は、従来型のITサービスがクラウド型の新しいモデルへ移行したことによりますが、一方でまったく新しいビジネスや収益構造を作り出そうという動きも見られます。クラウド・コンピューティングによって、IT資源の供給方法が、ユーザーが事業者へ対価を直接支払ってサービスを購入する形から、サービス資源にアクセスする形へとシフトすることが可能になります。新しいモデルでは、サービス利用には料金が発生せず、事業者は広告から収益を上げるようになります。現在、このような広告をベースとしたサービスがクラウド・サービス市場全体に占める割合は最も大きく、この状況は2013年まで変わることはないでしょう」。

ガートナーでは「クラウド・コンピューティング」を、スケーラブルなIT機能や情報をインターネットを介し、「サービスとして」、多数顧客 (一般消費者も含む) に提供するコンピューティング・スタイルと定義しています。

クラウド・サービスをセグメント別に見ると、ビジネス・プロセスを提供するサービスが市場における最大のセグメントであり、2008年には全体の83%を占めています。クラウド・ベースの広告、E-Commerce、HR (人事管理)、支払処理などを含むこのセグメントは、2009年には2008年の389億ドルから19.8%増の466億ドルに達する見込みです。

中でも最大のコンポーネントは、クラウド・ベースの広告事業であり、その割合は2008年には市場全体の60%を占めています。売上高は280億ドルに上り、2009年には330億ドルに成長する見込みです (市場全体に占める割合は58%)。この背景となっているのが新しいビジネスとデリバリ・モデルを作り出したGoogleの成功で、現在YahooやMicrosoftをはじめとする他社が追随しています。

「クラウド・サービスによる広告事業では、提供されるコンテンツと請求料金がエンドユーザーのアクセスに応じて決定されます。スポット市場で入札者との間の取引を仲介するオークションと同じメカニズムです。今後も数年間は、このようなクラウド・ベースの広告が広告市場とメディア市場の形を変え、再定義されていくでしょう」(前出ベン・プリング)。

現在、クラウド・コンピューティングといえば、ほとんどの場合はサービスとして提供されるシステム・インフラストラクチャを中心に議論されていますが、これはまだ市場の初期段階にあります。2008年にこれらのサービスがクラウド・サービス市場全体に占める割合はほんの5.5%にすぎず、2009年には6%になると予想されます。またインフラストラクチャ・サービスの2008年の売上規模は25億ドルで、2009年には32億ドルになることが見込まれます。

「2013年までに、クラウド・ベースのインフラストラクチャ・サービスは飛躍的に普及することになるでしょう。大手アウトソーシング・ベンダーと各社の顧客がどれほど積極的にクラウド・コンピューティングを採用するかによりますが、おそらくこのセグメントは最も大きな成長の可能性を持っているといえます」(前出ベン・プリング)。

サービスとしてのソフトウェア (SaaS) から進化したクラウド・アプリケーション・サービスの規模はシステム・インフラストラクチャ市場の倍近くあり、その急成長はこれからも続くでしょう。拡張性の制約や真のマルチテナント機能の欠落など、現在市場に出回っているすべてのSaaSがクラウド・サービスの条件を満たしているわけではありません。今後5年間、多くのアプリケーション機能がクラウド・サービスとして利用可能となり、現在クラウド・アプリケーション・ベンダーから提供されている機能をますます強化していくとみられます。

「今後2〜3年のIT市場のトレンドは、依然として非常に不透明です。短期的な成長が難しい環境において、クラウド・サービスの低コスト性はユーザーにとって魅力的であり、その成長を後押しすることになるでしょう。これからの2年間は、多くのクラウド・サービスの成長は比較的緩やかなものになると考えられますが、このアプローチが実証されることで成長の勢いは加速し、マクロ経済環境の好転によって支出レベルが高まれば、大きなメリットがもたらされることになるでしょう」(前出ベン・プリング)。

その他の詳細については、ガートナー・レポート「Forecast: Sizing the Cloud; Understanding the Opportunities in Cloud Services」をご覧ください。このレポートはガートナーのWebサイトでご覧いただけます。
http://www.gartner.com/DisplayDocument?ref=g_search&id=914826&subref=simplesearch.

クラウド・サービス、アウトソーシング、ITサービスのトレンドについて、ガートナーのアナリストは、東京 (4月20〜21日)、米国ラスベガス (5月4〜6日)、英国ロンドン (6月15〜16日) で開催が予定されている『Gartner Outsourcing Summit 2009』においてさらに詳細な情報を提供します。このサミットでは、インフラストラクチャ、アプリケーション、ビジネス・プロセス・アウトソーシング、グローバル・デリバリ、オフショア・プロバイダーの利用などアウトソーシング市場全体の概観に加え、SaaSなどの新しいデリバリ・モデルのトピックとトレンドについて、情報入手のための貴重な場を提供します。東京で開催されるサミットの詳細は、次のWebサイトをご覧ください。
『ガートナー アウトソーシング サミット 2009』(東京) http://www.gartner.co.jp/event/os/

参考資料
【海外発プレスリリース】
本資料は、ガートナーが発信したプレスリリースを一部編集して、和訳したものです。
本資料の原文を含めガートナーの発信したリリースはすべて以下でご覧いただけます。
http://www.gartner.com/it/section.jsp

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