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ホーム2009年 プレス・リリース − 2009年世界半導体売上高は、前年比24%減になると予測

平成21年3月2日
ガートナー ジャパン株式会社
広報室

ガートナー速報
2009年世界半導体売上高は、前年比24%減になると予測
2008年のレベルまで回復するのは2013年以降

 米国コネチカット州スタンフォード発 − 2009年2月25日 − ガートナーは、金融危機の影響を受け、半導体産業の2009年における売上高は、これまでで最大に近い下落率を経験する可能性があるという予測を発表しました。年間売上高は1,945億ドルとなり、2008年に比べて24.1%減となります。

 半導体市況は、2008年12月半ばにガートナーが発表した見通し (2009年の売上高を前年比16%減と予測) からさらに悪化しています。

 しかし、2010年には成長基調に戻って7.5%増となり、その後2012年までの間は拡大傾向が続くと予測されます。ただし、プラス成長が見込まれるこの3年間においても、半導体の売上高が2008年のレベルに戻ることはないでしょう。2012年の売上高は2,534億ドルとなり、2008年の2,564億ドルに及ばない見込みです。

 ガートナーのリサーチ バイス プレジデント、ブライアン・ルイス (Bryan Lewis)は次のように述べています。

 「今回の金融危機によって、半導体市場は成長前のレベルにリセットされました。半導体売上高は、2001年に32.5%減という史上最大の下げ幅を記録し、それ以前のレベルに回復するのに約4年を要しました。今回の下落後の回復は、2001年の下落時と類似した傾向をたどると予測しています。つまり、激しい落ち込みの後に3年間の緩やかな成長が続きます。ただし、4年目に入ると、2年目と3年目の回復期に大幅な設備投資が行われる結果、DRAMを中心として供給能力過剰が再び顕在化するという点が、以前の下落サイクルとは異なります」

 メモリ (特にDRAM) は、2009年の半導体市場予測にとって、依然として不確定要素となっています。DRAMメーカーが、2007年と2008年に被った損失は130億ドルに及ぶと推測しています。一部のメーカーは破綻しかけており、また大手メーカーも供給量を大幅に削減しています。供給削減の結果、2009年後半には価格の大幅な上昇が予測されます。

 2009年第1四半期の世界半導体売上高は、少なくとも対前期比で17%減となることが予測されます。実際にはさらに悪化する可能性が高く、2009年第2四半期および第3四半期に多少緩やかな低下が続く場合には、記録的な年成長率の低下となる可能性があります。ガートナーのアナリストは、最悪のシナリオでは2009年の下落率が33%減に達する可能性があると警告しています。また、ルイスは次のようにも述べています。

 「半導体メーカーは、ガートナーの最悪のシナリオに備える必要があります。コストの削減は欠かせませんが、研究開発予算の削減は慎重な検討が必要です。景気後退期に重点的な研究開発投資を行うことは、回復期における勝者を決定する要因となります。より少ない研究開発予算から最大限の効果を得るには、アウトソーシングと事業提携の活用が重要です」

 なお、今回 (2009年2月25日リリース) のガートナーの半導体予測からは、これまでオプトエレクトロニクスに含まれていた太陽電池の売り上げが除かれています。太陽電池は、従来の半導体デバイスとは異なり (発電を主たる目的としており、電子システムの部品ではない)、また成長率が高いため、半導体産業全体の伸び率を見る場合に偏りが生じる点が、今回の変更の理由となっています。ガートナーでは、太陽電池については、別途詳細な予測と分析を行い、その結果を報告する予定です。

 世界半導体市場のさらに詳しい情報については、「Dataquest Alert: Forecast, Semiconductor Revenue, Worldwide, 2009-2013」をご参照ください。このレポートは、ガートナーのWebサイトからご覧いただけます。

 http://www.gartner.com/DisplayDocument?doc_cd=165868&ref=g_SiteLink

参考資料
【本社発プレスリリース】
本資料は、ガートナーが発信したプレスリリースを一部編集して、和訳したものです。
本資料の原文を含めガートナーの発信したリリースはすべて以下でご覧いただけます。
http://www.gartner.com/it/section.jsp

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