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SAMPLE RESEARCH

サンプル・リサーチ

モバイルBI展開のベスト・プラクティス

アプリケーション (APP) /APP-13-30
Research Note
J. Tapadinhas
掲載日:2013年8月6日/発行日:2013年3月5日

本リサーチ分析レポートのテーマに関心をお持ちの方は、2013年10月15日(火)〜17日(木)に開催する 「Gartner Symposium/ITxpo 2013」 のページを是非ご覧ください。(イベント終了後も開催実績としてご覧いただけます)

 

企業は、モバイル・ビジネス・インテリジェンス (BI) がもたらす機会の活用を望んでいるが、従来のBIで直面するものとは根本的に異なる課題に苦戦している。本リサーチノートでは、モバイルBIの展開に成功するための10のベスト・プラクティスについて解説する。

要約

主要な課題

    ● モバイルBIの展開は、デスクトップ・ベースのBIの延長線上にある段階的な発展ではないため、BIリーダーに新たな課題と機会をもたらすことになる。

    ●モバイルBIを取り込むことによりBI利用に適するユースケース、対象ユーザー層、活用する機能などの様相が変わる。

    ● ツールがハードウェア・デバイスにほとんどとらわれない従来のデスクトップ・ベースのBIと異なり、モバイルBIの場合、デバイスは展開における中心的な役割を果たす。

    ● モバイル・セキュリティ、デバイス管理、個人所有デバイスの業務利用 (BYOD) ポリシーは、BIリーダーの新たな関心分野となる。

推奨事項

    ● モバイルBIのメリットと制約を評価し、モバイルとBIの領域間を橋渡しするモバイルBI戦略を正式に定める。

    ●記録システムから差別化システム、そして革新システムに至るまで、革新的なユースケースで、新たなユーザー層をターゲットにし、BIの範囲と投資収益率を拡大する。

    ● モバイル・デバイスの多様性、セキュリティ、重要な必須機能などの問題を考慮しながら、組織の要件を満たす適切なモバイルBIツールを探す。ユーザーによる情報へのアクセスの量的増大と複雑化に対処できるよう、モバイルと情報管理のインフラストラクチャを整える。


    ● モバイル・デバイス向けにBIコンテンツを最適化して、基本的なユースケースを精査した後は、高度な機能 (例:コンテキスト認識、モバイル分析に連結するトランザクション・システムを統合するためのライトバック機能) を使用して、ビジネス・アナリティクスの範囲を拡大する計画を立てる。

はじめに
モバイルBIとは、モバイル・デバイス (通常はタッチスクリーン方式の機器やスマートフォン) を介したBI機能の提供である。これらの新しいモバイル・デバイスは、デスクトップ・コンピュータと比較すると、データ入力機能が限定されるなどの欠点はあるが、GPSとの統合など独創的な機能も提供しており、これらの機能によってユーザー・エクスペリエンスを高め、新たなユースケースを可能にする。また、さらなる可能性として、新たなユーザー層へ適用を広げることで、BIの全体的な投資収益率を向上させることができる。

分析
モバイルBIの展開は、デスクトップ・ベースのBIの延長線上にある段階的な発展ではない。デスクトップ・ベースのBIの実装において問題にならない、例えば、セキュリティ、BYODポリシー、デバイスの標準と管理、ツールのテクノロジ (例:ネイティブなアプリケーションやHTML5)、ベンダーなどの領域が、モバイルBIの現行の展開プロセスや標準においては課題になる。さらに通常のBI実装において問題のない領域であるユースケース、対象ユーザー層、活用する機能などについても、モバイルが生み出す可能性や機会を実現するために、革新的な思考や大胆な展開方法が求められる。


以下の10のベスト・プラクティスに従い、課題を克服し、成功の可能性を高める。

    ● モバイルBIの制約とメリットを評価する。


    ●正式なモバイルBI戦略を策定する。


    ● ターゲットとする新たなユーザー層を定める。


    ● 適切なユースケースを見極める。


    ● 適切なモバイルBIツールを探す。


    ● モバイル・デバイスの多様性を考慮する。


    ●セキュリティ・リスクを抑制する。


    ● モバイル向けインフラストラクチャを準備する。


    ● BIコンテンツをモバイル・デバイス向けに最適化する。


    ● ビジネス・アナリティクスの範囲を広げる。

モバイルBIの制約とメリットを評価する
モバイルBIで成功する第一歩は、デスクトップ・ベースのBIとの相違、すなわち、足りない部分は何か、どのような新しいメリットをもたらすか、どのようにそれを達成するかを理解することである。既存のBIレポートをタブレット上でモバイル化するだけで、レイアウト、コンテンツ、ユースケースにかかわる再作業を伴わなくても、容易に成果が得られると想定すべきではない。小さなスクリーン、タッチスクリーン・インタフェース、限定的なパフォーマンスなど、モバイル・デバイスのいくつかの制約事項によって、ユーザーが落胆する可能性は極めて高い。

上記のような制約がある一方で、従来のデスクトップ・ベースBIに対する以下の4つのメリットが、タブレットやスマートフォンにはあるということを、成功の機会を拡大する上で念頭に置く必要がある。

    ●モバイル性の強化


    ● ユーザー・インタフェースやアプリケーションへの取り組み


    ●便利で手軽な情報アクセス


    ●新しく高度なハードウェアとソフトウェアの機能


モバイル性は最も分かりやすい利点であるが、モバイルBI展開の主目的である必要はない。簡単で魅力的なアプリケーションを通じて新たなユーザーを引き付けられること、社内の革新を推進する新たなユースケースに対処できること、または単純にプロセス効率を高められることなどが、ビジネスケースにおけるはるかに有力な動機となり得る。

重要関係者:BIチーム


推奨事項:モバイルBIの展開を正当化できるよう、モバイルBIの制約と、(より重要なこととして) モバイルBIがもたらす新たな機会を理解する。


推奨リサーチ:「Mobile Business Intelligence, Finally」および「Mobile Devices Create New Opportunities and Foster BI Adoption」参照。


正式なモバイルBI戦略を策定する
これは、モバイルBIの展開に影響する、最も一般的に失敗を招きやすい部分である。

モバイルBIは、単独では稼働しない。したがって、既存のBIやモバイル戦略との連携に向けて取り組むことが不可欠である。本リサーチノートの中で紹介しているベスト・プラクティスを盛り込んだ、正式なモバイルBI戦略を策定することで、BIとモバイルという2つの隣接する領域のギャップをどのようにして埋めるかを詳細に定める。最も複雑な問題は、システム・アーキテクチャ、セキュリティ、デバイス管理とソフトウェア管理、BIコンテンツの設計、ユーザー・サポートなどの領域で生じる。この戦略に沿って反復的に取り組み、モバイルBIの試行の段階や最初のステップにおいて計画が詳細になりすぎることを避け、時間の経過とともに確実に戦略が発展するようにする。できる限り早期に、この戦略を、既存BIのエコシステムの進化/新機能として、総合的なBI戦略文書 (存在しない場合はこの機会に作成するとよい) に統合する。

重要関係者:BIおよびモバイルのチーム、主要な事業部門ユーザー


推奨事項:モバイルとBIの両方の領域がどのような点で適合し、連携できるかを明確にするモバイルBI戦略を策定する。その戦略を総合的なBI戦略に統合する。


推奨リサーチ:「BI Strategy Gap Leads to Suboptimal Outcomes」および「Toolkit: Template for a BI Strategy Document」参照。


ターゲットとする新たなユーザー層を定める
これは、大半のモバイルBIの展開において重要な機会になり得る。

モバイルBIは、大規模なデータ表の表示、情報の複雑なナビゲーション、または高度な分析には向いていないため、既存のBIユーザーの大部分にとっては物足りないソリューションである。逆に、限定した主要パフォーマンス指標 (KPI) 群を表示する際のユーザー・エクスペリエンスに優れており、社内の多くの潜在的な (テクノロジに精通していない) ユーザーにとって理想的なBIツールになる。

現行のデスクトップ・ベースの展開とは異なる領域でユーザーを探す。例えば、事業部門、製品、サービス、店舗、または倉庫のマネージャーなどである。また営業チームやその他の外勤スタッフ、医師や看護師、教師、フライト・アテンダント、小包配達スタッフ、警備員など固定席のないスタッフについても検討する。こうした職種には、パフォーマンスの即時評価や手元での処理のために、関連情報を瞬時に配信できる使いやすいアプリケーションが必要である。こうした点はモバイルBIのスイート・スポットである。

使いやすさはもちろんであるが、BIリーダーは、モバイルBIを単なる既存のユーザー層向けの新しい情報配信チャネルとして利用すべきではない。これはBIの問題というよりも、ユーザーが慣れ親しんだ既存のアプリケーションを差別化システムや革新システムに移行させることであり、すなわち、現場での分析や事実に基づく意思決定によってプロセスを進化させることである。

重要関係者:現行のBIユーザー基盤以外の事業部門ユーザー


推奨事項:モバイルBIを、従来のBIユーザー基盤以外の高度なプロセスや新たな場所に展開することで、社内における差別化や革新の源として活用する。


推奨リサーチ:「Applying Gartner's Pace Layer Model to Business Analytics」参照。


適切なユースケースを見極める


ガートナーは、モバイルBIのユースケースを、展開の難易度と共に5つの主要な形式に分類している。すなわちBIコンテンツのモバイル化、管理ダッシュボード、外勤スタッフのレポート、モバイル分析、モバイルBIアプリケーションである。これらはそれぞれ異なるユーザー層を対象とし、各ユースケースがもたらすデスクトップ・ベースのBIとの差別化のレベルも異なる。BIリーダーは、自社のニーズに対処するユースケースを追求するために、どの選択肢を利用できるかを理解する必要がある。

モバイルBIに着手したい企業の大多数は、必要な労力と潜在的なメリットの適切なバランスを狙って、管理ダッシュボードのユースケースへの展開を検討するであろう。しかし、最終目標はより野心的であってしかるべきである。例えば、外勤技術者によるタイムリーな意思決定や中断のないワークフローを可能にしたり、現場分析機能によってナレッジ・ワーカーの権限を強化したり、モバイルの対顧客BIアプリケーションを通じて顧客との関係を強化したりすることによって、ビジネス・プロセスにおける差別化と革新の発展を試みるべきである。

重要関係者:現行のBIユーザー基盤以外の事業部門ユーザー


推奨事項:簡易なユースケース (例:管理ダッシュボード) から着手して経験を積んでいき、時間とともに、ビジネス・プロセスを良い意味で破壊してより優れたものにするユースケースを展開し、差別化や革新を実現する。


推奨リサーチ:「Deploy the Right Styles of Mobile BI to Serve the Organization's Needs」参照。


適切なモバイルBIツールを探す
これは、モバイルBIの展開に影響する、失敗を招きやすい部分である。

どのモバイルBIの展開においても最も簡単なソリューションは、現行ベンダーのモバイル機能を採用することである。しかし、それでは要件が満たされない場合がある。モバイルBIはまだ発展途上のテクノロジであり、どのツールにおいてもすべての機能がコモディティ化しているわけではない。

BIリーダーは、モバイルBIに関する、現在と近い将来の自社のビジネス面とテクニカル面の要件を徹底的に確認する必要がある。その上で、モバイルBIソリューションの選択に当たっての不可欠な機能と判断基準を導き出すべきである。こうしたプロセスを経て、専門のモバイルBIベンダーの採用に至る場合もあれば、最終的に、市場で入手可能なツールによってサポートできるレベルまで要件を調整する必要性が示される場合もある。

重要関係者:BIチーム


推奨事項:現行のBIプラットフォーム・ベンダー以外のソリューションを選択する可能性を認識した上で、ビジネス面とテクニカル面の要件を満たす適切なモバイルBIを探す。


推奨リサーチ:「Decision Criteria for Mobile BI Tool Selection」「Critical Capabilities for Mobile BI」「Who's Who in Mobile BI」参照。


モバイル・デバイスの多様性を考慮する
モバイルBIの場合、ツールがハードウェア・デバイスにほとんどとらわれない従来のデスクトップ・ベースのBIと異なり、デバイスは展開における中心的な役割を果たす。モバイル・デバイスは、多くのフォーム・ファクタ、多彩な機能、異なるベンダー・エコシステムを備え、イニシアティブの形成に役立つこともあれば、すべてを台無しにすることもある。「適切なデバイス」は、企業の標準、セキュリティ要件、ユースケース、対象ユーザー層、コスト、モバイルBIツール (多くはApple iPadやiPhoneしかサポートしていない) などの項目によって決まる。モバイルBIイニシアティブで活用するモバイル・デバイスの選択は、いかなる展開においても、徹底的な調査が必要な部分として位置付けられるべきである。しかし、実際にはこのような調査が行われないことも多く、企業は、モバイルBIにあまり関心を払わずにモバイル・デバイスを選択する傾向がある (そのため、モバイルBIを、選択したモバイル・デバイスに適応させる必要が生じる)。

さらに、コンシューマー・モバイル・デバイスが、BYODポリシーに沿って承認され、社員によって企業標準として組み込まれる場合がある。モバイル・デバイスの利用がこうした形で突然に拡大することは、モバイルBIにとってメリットになり得る。しかし結果的に、ユーザーが選択できるハードウェア、ソフトウェア、構成の選択肢が増えることで、展開の複雑性が大幅に膨らみ、モバイルBIの戦略に制約を課すことになる。この影響は重大であり、要件の変更や、モバイルBIに関する既定の目標の妥協を強いられる。

重要関係者:BI/モバイル/セキュリティのチーム、主要な事業部門ユーザー


推奨事項:モバイル・デバイスの多様性が生む機会と課題を特定する。


推奨リサーチ:「Bring Your Own Device Adoption Restricts Mobile Business Intelligence Deployments」参照。


セキュリティ・リスクを抑制する


これは、BIリーダーが取り組むべき「必須」のベスト・プラクティスである。

セキュリティ侵害は、モバイルBIにおいて深刻に捉えられるべきである。モバイルBIの展開において、BIインフラストラクチャ、モバイル・インフラストラクチャ、通信チャネル、モバイルBIのツールとユーザーといったいくつかの側面は、セキュリティ・リスクの一因になり得るため、情報損失の防止のために監視する必要がある。ガートナーの顧客の圧倒的多数によると、モバイル・デバイスの物理的な紛失や盗難は、モバイルBIの展開を踏みとどまらせる主要なセキュリティ・リスクである。デバイスの物理的な制御を失う事態が生じれば、そこには必ずそのデバイスに保存されている、またはそのデバイス経由でアクセスできる情報への不正アクセスのリスクがある。

重要関係者:BI/モバイル/セキュリティのチーム

推奨事項:モバイル・セキュリティについて学習し、社内のセキュリティ専門チームとの協力を開始する。ユースケースの定義やモバイルBIツールの選択において評価基準となる、セキュリティ上の要件を策定する。情報の機密性および侵害のリスクと、各展開に期待されるメリットとのバランスを取る。


推奨リサーチ:「How to Meet the Security Challenges of Mobile BI」参照。


モバイル向けインフラストラクチャを準備する
「コンシューマー・グレードのモバイル・アプリケーションはどのように役立つか」「店舗内や倉庫内でタブレットを使用してレポートにアクセスする際に何が必要か」などの発言に見られるように、モバイルBIユーザーは、高度なパフォーマンスと可用性に期待している。しかし、例えばモバイル・デバイス上で別のタスクを続けようとしても「ウィンドウ最少化」のオプションはなく、(モバイルBIアプリケーションにおいてバックグラウンドへ送信を行うと、処理がしばらく中断するため) ユーザーは、デバイスに回答が届くまで、フリーズしたスクリーンを見つめることになる。ユーザーがこの状態を許容できる時間は5秒であり、10秒でユーザーは苛立ち始め、30秒以上になるとモバイルBIが可能な限り避けられることは間違いない。BIとモバイル・プラットフォームのパフォーマンスは、どのような展開においても成功の鍵である。

反対に、モバイルによって情報管理 (IM) インフラストラクチャに新たな需要が生まれる。モバイル・ソリューションがより多くの、予想もしなかった利用パターンを提示するからだけでなく、既にいくつかのユースケースにおいて、IMリポジトリへのライトバック機能が活用されているからである (店内で撮影された商品棚の写真や、商品注文の作成)。既存の情報インフラストラクチャを、大容量と双方向のデータ転送への対応に備えてアップグレードする必要があると考えられる。

重要関係者:IMおよびモバイルのチーム


推奨事項:情報インフラストラクチャを検証し、ユーザーによる情報へのアクセスの量的増大や双方向データ転送に対処できるよう準備をする。


推奨リサーチ:「Effects of Mobility on Information Management」参照。

BIコンテンツをモバイル・デバイス向けに最適化する
モバイルBIのあらゆる制約や固有の特性ゆえに、成功にはコンテンツの最適化が必要になる。最も重要なのは、レポートやダッシュボードに含める適切な評価指標を慎重に見極めることである。なぜなら、モバイル・デバイスのスクリーンは情報を表示する面積が限られており、またタッチスクリーン・インタフェースのために情報のナビゲーションが制限されるからである。ユーザーは、より少ないスクロールやその他のナビゲーション操作で、必要な情報を見つけ、すぐに表示することを望んでいる。同様に、情報の質も重要な役割を果たす。エンドユーザーは問題に対する許容度が低く、情報の妥当性を検証し修正する手段 (Excelへのエクスポートなど) が容易に利用できないためである。

どのモバイル・アプリケーションの場合もユーザー・エクスペリエンスへの期待は高く、したがって、コンテンツの最適化においてユーザー・エクスペリエンスも重視する必要がある。情報の双方向操作を伴わない、モノクロの大きく単調な表は、PDFテキスト・ファイルで受け取ることができるものと大差がなく、ユーザーの関心をつかめないため、最終的にユーザーを苛立たせ、次第にモバイルBIの利用を放棄させることになりかねない。

重要関係者:BIチームと主要な事業部門ユーザー


推奨事項:時間、労力、資金、スキルのある人材を投じて、コンテンツをモバイル・デバイス向けに再設計し、最適化することで、ユーザー・エクスペリエンスを改善し、成功の機会を高める。


推奨リサーチ:「Findings From EMEA Business Intelligence Summit: Mobile BI Needs Metrics」参照。

ビジネス・アナリティクスの範囲を広げる
BIリーダーは、モバイルBIの適切なパイロットを実施し、社内のさまざまなチームにわたり数件の展開を行った後に、モバイルの範囲を広げ、さらなる価値を獲得する計画に着手すべきである。

当初の焦点は、現場での意思決定やより中断のないワークフローによる既存ビジネス・プロセスの最適化に向けられるべきであるが、最終的には、既存のプロセスを良い意味で破壊して革新的なビジネスモデルを導くことが可能である。

こうして、BIリーダーや事業部門リーダーは、管理ダッシュボード、外勤スタッフ用のレポート、モバイル・アプリケーションなどのさまざまなユースケースを精査した後、オペレーションを再設計し、高度なモバイルBI機能 (例:コンテキスト認識、トランザクション・システムと統合するためのライトバック機能や、場合によっては拡張現実やマシン間コミュニケーションとの組み合わせ) を活用する創造的な方法を見つけるべきである。

重要関係者:BIおよびモバイルのチーム、主要なビジネス・プロセス責任者やオペレーション・マネージャー


推奨事項:さまざまなモバイルBIユースケースについて精査して、社内ビジネス・プロセスを最適化する、あるいは改革さえするための革新的なモバイルBIを試行して、差別化と競争優位を獲得する。


推奨リサーチ:「Innovation Insight: Mobile BI Innovation Expands Business Analytics Boundaries」および「The Trend Toward Intelligent Business Operations」参照。


    推奨リサーチ
    ・ 「Mobile Business Intelligence, Finally」
    ・ 「Mobile Devices Create New Opportunities and Foster BI Adoption」
    ・ 「Deploy the Right Styles of Mobile BI to Fit the Organization's Needs」
    ・ 「Critical Capabilities for Mobile BI」
    ・ 「Who's Who in Mobile BI」
    ・ 「Bring Your Own Device Adoption Restricts Mobile Business Intelligence Deployments」
    ・ 「How to Meet the Security Challenges of Mobile BI」
    ・ 「Innovation Insight: Mobile BI Innovation Expands Business Analytics Boundaries」
    ・ 「The Trend Toward Intelligent Business Operations」

    (監訳:堀内 秀明)

    APP: APP-13-30


※本レポートの無断転載を禁じます。

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